【教育・研究活動】【9/28】機械・電気情報・電子制御の3学科の学生を対象にパナソニック エナジー株式会社による講演を実施しました。(Panasonic×KOSEN包括連携協定事業)
令和8年9月28日(月)、本校においてPanasonic×KOSEN包括連携協定事業の一環として、パナソニック エナジー株式会社による講演を実施しました。本講演は、機械工学科、電気情報工学科、電子制御工学科の3年生を対象に行われ、機械系・電気系技術者が蓄電池産業で果たす役割について理解を深める機会となりました。
本講演では、「機械系・電気系技術者の電池事業での活躍場面 ~化学系技術者の目線から~」をテーマに、講演者自身の経験も交えながら、リチウムイオン電池の現状や蓄電池産業の概要について説明がありました。
また、リチウムイオン電池の原理や充放電の仕組みについて解説が行われ、電池の開発・製造には化学系技術者だけでなく、機械系・電気系技術者も重要な役割を担っていることが紹介されました。特に、電池の充放電に伴う体積変化を考慮した電池容器の設計には機械系技術者の知識が活用されていることや、電池の監視・制御には電気系技術者の技術が欠かせないことなど、学生が学んでいる専門分野と蓄電池産業との関わりについて、具体的な説明がありました。さらに、生産技術や円筒型リチウムイオン電池の製造工程についても紹介されました。蓄電池工場の規模や、生産設備を安定して運用するための技術、製造現場における機械系・電気系技術者の活躍などについて説明があり、参加学生は蓄電池産業をより身近なものとして捉える機会となりました。
講演後に実施したアンケートでは、「電池の制御や設計に興味を持った」「機械系や電気系の知識が電池産業でも重要なことが分かった」「蓄電池関連企業で働くことを考えてみたい」など、今回の講演を通じて蓄電池分野への関心が高まったことがうかがえる意見が寄せられました。また、「制御・プログラム」「製造」「品質管理」「素材開発」「性能評価」など、蓄電池に関わるさまざまな技術分野に関心を示す意見も見られました。さらに、さまざまな専門分野の技術者が協力して電池を開発・製造していることや、大規模な製造設備、製造工程における工夫などが印象に残ったという感想も寄せられました。そのほか、電池の原理や製造工程だけでなく、発火や熱暴走などの事例を通して、安全性や品質管理の重要性について考えるきっかけとなったという意見も見られました。
本講演を通じて、参加学生は、蓄電池産業が化学、材料、機械、電気、情報など、さまざまな専門分野の技術によって支えられていることを学ぶとともに、自身の専門知識が社会でどのように活かされるのかを考える貴重な機会となりました。本校では、今後も産業界との連携を通じて、学生が専門分野と社会とのつながりを理解し、将来のキャリアについて考えることができる教育活動を進めていきます。
- 出前講演の様子


