【教育・研究活動】【6/26】電気情報工学科矢野准教授が参加するグループが超新星ニュートリノ観測の新たな結果を発表しました。
令和8年6月25日(木)(日本時間6月26日)、アメリカ・カリフォルニア大学で開催されているNEUTRINO国際会議2026にて、国内で観測が続けられているスーパーカミオカンデにおける超新星ニュートリノ探索の新たな結果が発表されました。スーパーカミオカンデ実験には電気情報工学科 矢野 孝臣 准教授が参加しており、超新星ニュートリノ観測の基幹技術である中性子検出技術の開発と検出器の運転・データ解析に貢献してきました。
スーパーカミオカンデは、岐阜県飛騨市神岡町の地下1000mに位置する大型水チェレンコフ検出器です。5万トンの純水・硫酸ガドリニウム水を検出器内に有し、その中で反応する素粒子の観測によって、自然界からの素粒子の探索や新しい物理現象の研究を行っています。今回の発表は、初期宇宙から現在に至るまでのすべての重力崩壊型超新星爆発から放出されたニュートリノの蓄積である、超新星背景ニュートリノと呼ばれる事象について99.5%信頼基準(2.6σ)でその兆候を捉えたものです。超新星背景ニュートリノを詳しく調べることで、宇宙の星々がいつどれだけ形成されたか、私たちの身体を作っている元素がどのように合成されたかについて理解を深めることができると考えられています。
- スーパーカミオカンデ検出器内で超新星背景ニュートリノ(反電子ニュートリノ)が観測される様子。
東京大学宇宙線研究所 神岡宇宙素粒子研究施設プレスリリース:


