【学生活動】【12/12】愛媛陸上競技協会令和6年度優秀選手賞を受賞した陸上部の学生が校長に報告しました。
令和7年12月12日(金)、生物応用化学科5年の越智 涼翔 さんが、一般財団法人愛媛陸上競技協会から令和6年度優秀選手賞を受賞したことを東海 明宏 校長に報告しました。
この賞は、同協会から陸上競技の全国大会で8位以上の成績を収めた選手へ贈られるもので、令和6年9月に越智さんが出場した「第59回全国高等専門学校体育大会陸上競技」の男子5000mにおいて5位に入賞したことを受け、この度受賞したものです。越智さんは同大会で他にも男子3000m障害で決勝に進出しています。
受賞に際し、越智さんよりメッセージをもらっています。
小学生の頃から走ることが好きでしたが、校内マラソン大会は毎年2位で常に悔しい思いをしていました。中学校には陸上部もなかったので、駅伝部に所属し、市の駅伝大会で区間賞を受賞したことや、区間新記録を更新した喜びが忘れられず、陸上を本格的に始めるために新居浜市の強豪校に進むことも考えていましたが、母の母校でもあり、1学年上の柴田先輩が強豪校の選手たちと対等に走っている姿を見て、高専で陸上と勉強を両立しながら強豪校の選手に勝ちたいという気持ちが芽生えました。
私は現在、3000m障害と5000mという長距離種目を専門にしています。理由は、これまで経験してきた、バスケットボールやバレーボールで鍛えられた脚力がハードル技術に活かされると考えていること、また、主に3000m障害を専門として、世界大会やオリンピックで入賞を果たしている株式会社SUBARUの三浦龍司さんに憧れているということもあります。
今回の受賞の対象となった、釧路で行われた令和6年度の全国高専大会はとても印象に残る試合でした。惜しくも破れましたが、ウガンダからの留学生や5000mの全国高専記録を更新した長岡高専の選手をはじめ、先頭集団に残った6人のうち誰が勝ってもおかしくないデットヒートのレースをしました。レースが終わった後は、楽しく話をしながらクールダウンを一緒に行い、交流を深めてみんなで写真を撮ったこともいい思い出として残っています。
今回の受賞について、言葉では言い表せないほどの喜びを噛み締めています。これまで支えてくださった先生や家族、そしてライバルでもある友人たちに感謝申し上げます。現在は強豪校の私立大の学生と研鑽を重ね、新居浜高専における陸上競技長距離種目の学生記録の更新を目指して努力しています(3000m・3000mSC・10000m・ハーフマラソン)。今後も、国民スポーツ大会や全国実業団選手権などに出場できるように毎日20km走るルーティンを続けてトレーニングに励んでいきたいと思います。
当該学生の近年の活躍(上記以外):
<令和6年度>
第79回愛媛陸上競技選手権大会(於:愛媛県総合運動公園陸上競技場)
・男子3000m障害決勝、第8位(入賞)
<令和7年度>
第60回全国高等専門学校体育大会陸上競技(於:大分スポーツ公園レゾナックドーム大分)
・男子3000m障害決勝、第2位(表彰台)
・男子5000m決勝、第9位
第48回中国四国学生陸上競技選手権大会(於:高知県立春野総合運動公園陸上競技場)
・男子3000m障害決勝、第8位(入賞)


