【国際交流】【8/24~9/8】台湾文藻外語大学中国語研修に学生が参加しました。

 令和7年8月24日(日)~9月8日(月)の間、台湾の高雄市にある文藻外語大学が主催する中国語研修に本校学生10名が参加しました。この研修は、同大学の応用華語文系が毎年夏に開催しているもので、宇部高専・高知県立大学と合同で実施しており、本校は2016年から参加しています。

 本研修は、中国語を学ぶプログラムですが、これに加えて各自が台湾文化に関する課題を設定して現地調査し、最後に英語でプレゼンテーションを行います。課題調査は、学生1~2名に1名、台湾の学生がチューターとして配置され、指導助言をしてくれます。台湾の学生は、調査の手伝いだけでなく、毎日台湾の美食を一緒に食べ、観光にも連れていってくれました。その際には、中国語よりも英語でコミュニケーションをとるため、中国語だけでなく、英語の勉強にもなったようです。プログラムには、日本語学科の学生との交流や台湾文化体験などのアクティビティもたくさんありました。

 台湾の学生だけでなく、他校の学生とも交流でき、実に有意義な2週間でした。

 

※今回の研修は、高専生の海外活動支援事業により一部支援を受けて実施しました。

参加学生のコメント

山地 夏海さん(電子制御工学科1年)

 今回の語学研修に参加した理由は、自分の英語力を試したいという思いと、中国語を学ぶきっかけを得たいと考えたからです。

 友達を誘わず一人で参加したため最初は少し寂しさもありましたが、チューターの方々や中国語授業の先生方、他校の学生と交流する中で友達ができ、授業や放課後の高雄観光も楽しめるようになりました。

 この研修を通して台湾の歴史や文化に魅力を感じただけでなく、新しくできた台湾人の友達との再会を約束したことによって、中国語を学ぶきっかけを得られました。それに加え、チューターの方との会話で自分の英語力を試せたことも大きな自信につながりました。参加して本当に良かったと感じています。

 

岸 俊一郎さん(電気情報工学科1年)

 台湾研修に参加した理由は、海外の人と会話するのが好きで、いろいろな人とコミュニケーションを取ってみたかったからです。

 台湾の研修に参加して感じたことは、反応の違いです。日本では人に合わせる、協調を乱さないことが重要視されていて、常に誰かを意識した反応ですが、台湾では個々が良いと思った時に反応をしてくれたので、コミュニケーションが取りやすかったです。

 また、2週間過ごしてみて、飲み物の概念が日本と全く違っていて驚きました。日本はジュースが甘く、お茶は苦いですが、台湾はその逆で、冬瓜(とうがん)茶などはジュースにひけをとらないくらい甘かったです。

 2週間という短い期間の中でも様々な異文化に触れることができたので、この経験を活かして今後の国際交流活動に力を入れていきたいです。