【教育・研究活動】【9/11,12】令和7年度四国地区国立高等専門学校技術職員研修を開催しました。
令和7年9月11日(木)、12日(金)の2日間、本校が担当校となり、令和7年度四国地区国立高等専門学校技術職員研修を開催しました。
研修に先立ち、東海 明宏 校長による「環境・健康リスクの予見的評価手法の現状と課題」についての講話があり、リスク評価・リスク管理の手法等について理解を深めました。代表者会議と並行して行われた、本校エンジニアリングデザイン教育センター長 吉川 貴士 教授による「安全と責任」についての講義では、これからの実習環境や学生への支援について参考となる内容を学びました。
1日目には、各高専の技術職員から、日頃の学生への教育支援に関するカイゼンや新たな取り組み等について発表がありました。機械や電子回路の実習に関するもの、学内のネットワークシステムに関するもの、学内外への視える化・広報など内容は多岐に渡りましたが、それぞれは高専共通の課題でもあり、それぞれ工夫した点など共有ができ、非常に有益な情報交換ができました。
2日目には、愛媛県総合科学博物館を訪問し、特別展・常設展・科学教室のノウハウ等について各校の実情を交えた意見交換を行いました。年齢や興味・関心が異なる不特定多数のギャラリーに対する演示の難しさは、本校を含めた各高専で行う募集型の体験学習や出前講座とは異なった課題・その工夫等を学ぶことができ、実り多い研修となりました。
- 技術発表会の様子
- 愛媛県総合科学博物館での意見交換