【国際交流】【7/19,20】第8回NIT-NUU日台国際カンファレンスに学生及び教員が参加しました。
令和7年7月19日(土)及び20日(日)、高知工業高等専門学校主幹のもと、高知市内で第8回NIT-NUU日台国際カンファレンスが開催され、学生及び教員が参加しました。
本カンファレンスは、平成29年9月に台湾国立聯合大学(以下、NUUと称する)八甲キャンパスで第1回が開催されて以降、台湾と日本で交互に開催されてきました。(第6回【令和5年7月】:新居浜高専主幹、松山市内で開催/第7回【令和6年7月】:NUU主幹、台湾で開催)
今回のカンファレンスには、本校から学生17名、教員7名が参加しました。また、同時期に本校で短期実習生として受け入れていたNUUの学生4名も参加しました。学生たちは、英語での口頭発表やポスター発表を行い、緊張した面持ちで発表に臨む姿や、NUUや他高専の学生と親交を深める姿を見ることができました。学生たちには、今回の経験を活かして、積極的に国際学会での発表に挑戦してほしいと思います。
- 集合写真
- 会場の様子
参加学生のコメント
大下 明子さん(生産工学専攻1年)
私は昨年度に引き続き、今年度も日台カンファレンスに参加しました。昨年度は初めての国際学会、かつ初めての海外渡航ということもあり、大変緊張していました。英語力には自信がなかったため、不安もありましたが、台湾の学生や先生方が温かく迎えてくださり、無事に発表や交流を終えることができました。参加者の中には、以前新居浜高専に中国語の教育実習生として来られていた方もいらっしゃり、再びお会いして交流できたことも嬉しい経験でした。
今年度の日台カンファレンスは高知で開催されたため、日本人の学生や教員、企業の方が多く参加していましたが、懇親会などを通じて台湾の方々と交流する機会も得られました。
この2年の参加を通じて、自分の英語力の未熟さを痛感しましたが、実際に交流することで台湾の文化を知るだけでなく、英語力の向上にもつながったと感じています。今後もさらに交流を深めていけるよう、英語学習を続けていきたいと思います。
後藤 練太さん(生物応用化学専攻1年)
日台両国の研究者間の交流、プレゼンテーション能力とコミュニケーション能力の向上、そして他の研究者からの意見による研究の発展を目的として、今回の日台カンファレンスに参加しました。私にとって初めての学会発表であり、国際学会ということで、英語での発表には大きな不安がありました。自身の研究を英語で伝えるために、研究内容の英訳、英語でのパワーポイント作成、発表練習など、できる限りの準備をして本番に臨みました。
発表本番では、日台両国の研究者たちと研究内容について活発に議論し、交流を深めることができました。当初は英語の聞き取りに苦労し、内容理解に戸惑うこともありましたが、身振り手振りを交え、「伝えること」を最優先に会話を続けるうちに、徐々に英語が聞き取れるようになり、英語に対する苦手意識が薄れていきました。
台湾の学生や教員の方々と交流を深める中で、台湾と日本の文化の違いや共通点など、様々な発見があり、とても楽しく、有意義で充実した2日間となりました。この貴重な経験を通して、英語でのコミュニケーションへの自信がつき、異文化理解も深まりました。今回の経験は、私の研究者としての成長に大きく貢献したと確信しています。今後もこのような機会に積極的に参加し、研究の幅を広げ、国際的な視点を持つ研究者として精進していきたいと思います。