【教育・研究活動】【7/20】WiCON2025に採択された学生グループが実証実験を行いました。
令和7年6月6日(金)、本校電気情報工学科の学生グループ「つるどん」が、WiCON2025に採択されました。
WiCON2025は「高専が地域を変える」をコンセプトに、地域課題の解決につながる、無線通信を活用したアイデアの技術実証提案、無線技術・システムの新規アイデアの技術実証提案を行うことを目的とした全国の高専生を対象としたワイヤレス技術のコンテストです。「つるどん」は、「Wi-Fi HaLowで実現!祭りと街のスマート化」という提案名で採択され、デジタルツイン技術を用い交通渋滞を予測することで、安心・安全なスマートシティ基盤実現を目標としています。また手法としては、新居浜市内にWi-Fi HaLow(IEEE 802.11ah)やビーコンによる独自無線ネットワークを構築することを目標としています。
そして令和7年7月20日(日)には、新居浜市内のあかがねミュージアムで開催された「祝 あかがねミュージアム 10周年‼ 松木坂井太鼓台と庄内太鼓台の競演」で第1回目の実証実験を行いました。太鼓台に設置する予定のタグを人が持ち、太鼓台と一緒に移動することにより太鼓台の位置をアプリで表示できるかを確認する実証実験で、実験の結果、問題なく太鼓台の位置を表示できることを確認することができました。今後は、実際に太鼓台に設置し、第2回目の実証実験を行う予定です。
*アプリ“新居浜太鼓祭りつるどん”のデモバージョンはhttps://tsurudon.comで公開しております。