【教育・研究活動】【5/14】環境材料工学科の4年生が科学の世界大会ISEFで研究発表を行いました。

 令和7年5月10日(土)~5月16日(金)にアメリカのコロンバスで開催された科学の世界大会「リジェネロン国際学生科学技術フェア(Regeneron ISEF)2025」において、環境材料工学科4年 木村 遥 さんが日本代表メンバーに選出され、研究発表を行いました。
 ISEFは、世界約400か所で開催される提携コンテストで選出されたファイナリストが、毎年5月にアメリカで一堂に集う大会であり、物理、化学、生物、地学、数学といった基礎科学分野のほか、機械工学や環境工学といった工学系分野、機械学習やシステムソフトウェア等の情報系分野、医療系分野、社会科学分野など多岐にわたる22の部門に分かれて審査が行われます。
 木村さんは、14日(水)に「磁性光触媒粒子による水質浄化システムの開発」というテーマで発表を行い、1年生の頃からこれまで行ってきた材料開発の研究成果について英語で発表しました。
 木村さんからは、「残念ながら賞は取れませんでしたが、本当にかけがえのない経験ができました。ISEFに参加するまでの期間、両親や支えていただいた多くの方々、応援していただいた企業の皆様に心から感謝を伝えたいです。まだまだこれからも研究開発を進めて、将来国際社会に貢献できる成果を残したいと思います。」と今後の意欲を語ってくれました。

指導教員:環境材料工学科准教授 平澤 英之、同学科講師 坂本 全教

 なお、今回発表を行った木村さんは、ISEFに出場し健闘した者として、文部科学大臣特別賞が授与されることになりました。

 

<文部科学省HP>

リジェネロン国際学生科学技術フェア(Regeneron ISEF)2025に参加した生徒等が部門優秀賞等を獲得しました。また、国際的な科学技術コンテストで特に優秀な成績をおさめた生徒等に対する文部科学大臣表彰等の受賞者を決定しました。:文部科学省

 

※1-4:NPO法人日本サイエンスサービスより