【国際交流】【4/14】グローバル×キャリア講演会「台湾における半導体産業の現状」を開催しました。

 令和7年4月14日(月)、台湾国立雲林科技大学(以下、Yun-Techと略称)の機械工程系主任、施 國亮 氏を講師として、「台湾における半導体産業の現状およびTSMC×Yun-Tech半導体人材育成と日本高専卒業生受入課程の紹介」と題して講演会を開催しました。半導体に対して関心をもつ学生が多数集まり、聴衆は30名を超えました。

 本校は令和7年2月にYun-Techと学術交流協定を締結し、交流を進めています。今回は、その交流に日ごろからご協力いただいている施教授に依頼して、「台湾の半導体産業およびYun-Techの教育事業」についてご講演いただくとともに、陳 芳如 副国際長から日本高専卒業者を対象とした「TSMC×Yun-Tech半導体人材育成事業」の説明、さらに今夏に開催する「半導体日籍人材育成高専サマーキャンプ」の紹介と、内容は盛りだくさんでした。学生たちはとても興味をもったようで、現代社会と半導体産業の関連性、Yun-Techの人材育成事業やサマーキャンプについて、講演会終了後もその場に残り、質問していました。

 半導体事業においては、世界の企業や研究機関の協力が必要であるため、グローバル人材の育成が不可欠です。本講演会は、学生のキャリアアップ、将来像の形成に大いに役立つ貴重な機会となりました。

 なお本講演会は、国立高専グローバルエンジニア育成事業の一環として実施しました。