平成29年度 シラバス
授業科目
工業数学B
担当教員
安里 光裕
開講期
後期
科目番号
600006
対象学年・学科・コース
1年 全専攻
単位区分
必修
学修単位
単位数
2単位
授業概要・授業方針
工学・生産技術の基礎となる諸問題を数学的に解く方法について学習する。
到達目標
  1. 工業事象を、方程式、連立方程式、関数を利用し、数式モデルにより解くことができる。
  2. 工業事象を、ベクトル・行列を利用し、数式モデルにより解くことができる。
  3. 工業事象を、微分、積分、微分方程式を利用し、数式モデルにより解くことができる。
教科書
工業数学の基礎 相良紘著 (日刊工業新聞社)
参考書
なし
授業要目 到達目標
との対応
自己点検
1 ガイダンス 1次方程式による数式モデル 1
2 2次方程式による数式モデル 1
3 連立方程式による数式モデル 1
4 2次関数による数式モデル 1
5 三角関数による数式モデル 1
6 指数関数による数式モデル 1
7 ベクトルによる数式モデル 2
8 中間試験 1, 2
9 試験返却 対数関数による数式モデル 1, 2
10 行列による数式モデル 2
11 微分による数式モデル1 3
12 微分による数式モデル2 3
13 積分による数式モデル1 3
14 積分による数式モデル2 3
15 微分方程式による数式モデル 3
16 期末試験 2, 3
17 試験返却 まとめ 1, 2, 3
到達達成度の指標(ルーブリック)
到達
目標
理想的なレベル(A)の目安 標準的なレベル(B)の目安 未到達なレベル(C)の目安 自己評価
1 工業事象を、方程式、連立方程式、関数を利用し、数式モデルにより解くことができる。 工業事象を、方程式、連立方程式、関数を利用し、数式モデルを立てることができる。 工業事象を、方程式、連立方程式、関数を利用し、数式モデルを立てることができない。 A・B・C
2 工業事象を、ベクトル・行列を利用し、数式モデルにより解くことができる。 工業事象を、ベクトル・行列を利用し、数式モデルを立てることができる。 工業事象を、ベクトル・行列を利用し、数式モデルを立てることができない。 A・B・C
3 工業事象を、微分、積分、微分方程式を利用し、数式モデルにより解くことができる。 工業事象を、微分、積分、微分方程式を利用し、数式モデルを立てることができる。 工業事象を、微分、積分、微分方程式を利用し、数式モデルを立てることができない。 A・B・C
到達度評価
定期試験を70%、レポート30%で評価する。
欠課時間数が総授業時間の1/4を超えた場合は、原則として単位を認定しない。
履修上の注意
本科目は必修科目であるので、単位を修得しないと専攻科を修了できない。
事前学習・自己学習・関連科目
工業数学は工学・工業技術の基礎であり、将来の応用範囲は広い。様々な応用例に言及するので、実社会・日常での事例にも関心を持ち、基礎・応用両面での理解を深めること。
学習にあたっては、本科で履修した数学、物理、化学が基礎となっている。
学習・教育目標
(生産工学・機械工学コース) A
(生産工学・環境材料工学コース) A
(生物応用化学) B-1
(電子工学) A-1