| 授業科目 国文学 |
担当教員 野田 善弘 |
開講期 前期
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| 科目番号 600102 |
対象学年・学科・コース 1年 全専攻 |
単位区分 選択必修・自由選択 学修単位 |
単位数 2単位 |
| 授業概要・授業方針
中国残留日本人の運命を描いた名作、山崎豊子『大地の子』を読み解きながら、その時代について考える。さらに、戦争および日本と中国の関係について描いたその他の作品を参考にしつつ、このような問題について、自ら考え、表現する力を養う。
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到達目標
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| 授業要目 | 到達目標 との対応 |
自己点検 |
| 1 | ガイダンス／「父二人」 | 1 | |
| 2 | 日中戦争とは何か | 1 | |
| 3 | 文学作品の中の「日中戦争」 | 1 | |
| 4 | 文学作品の中の「終戦」 | 1 | |
| 5 | 「流刑」／文化大革命について（１） | 1 | |
| 6 | 「再会」／文化大革命について（２） | 1 | |
| 7 | 「黒災」／国交回復後の日中関係（１） | 1 | |
| 8 | 「長城」／国交回復後の日中関係（２） | 1 | |
| 9 | 「日本」／残留孤児問題（１） | 1 | |
| 10 | 「兄妹」／残留孤児問題（２） | 1 | |
| 11 | 「密告」／戦争を考える（１）−司馬遼太郎「この国のかたち」 | 1 | |
| 12 | 「父と子」／戦争を考える（２）−司馬遼太郎「坂の上の雲」 | 1 | |
| 13 | 「冤罪」／戦争を考える（３）−司馬遼太郎「街道をゆく 台湾紀行」 | 1 | |
| 14 | 「長江」／戦争を考える（４）−司馬遼太郎「街道をゆく 台湾紀行」 | 1 | |
| 15 | 戦後文学の戦争観・意見交換 | 1,3 | |
| 16 | 期末試験 | 2 | |
| 17 | 試験返却・レポート回収・まとめ | 2,3 |
| 到達達成度の指標（ルーブリック） |
| 到達 目標 |
理想的なレベル（Ａ）の目安 | 標準的なレベル（Ｂ）の目安 | 未到達なレベル（Ｃ）の目安 | 自己評価 |
| 1 | 文学作品の内容をその背景を含めて正確に理解できる。 | 文学作品の内容について一定の理解ができる。 | 文学作品の内容を理解できない。 | Ａ・Ｂ・Ｃ |
| 2 | 文学作品の内容に関して論理的で説得力のある解説文をつくることができる。 | 文学作品の内容に関して解説文をつくることができる。 | 文学作品の内容に関する解説文をつくることができない。 | Ａ・Ｂ・Ｃ |
| 3 | 文学作品を鑑賞し、感想を持ち、それを適切な表現で伝えることができる。 | 文学作品を鑑賞し、感想を持ち、ある程度それを表現できる。 | 文学作品を鑑賞し、感想を持ち、表現することができない。 | Ａ・Ｂ・Ｃ |
| 到達度評価
試験80％、レポート20％。
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| 履修上の注意
本科の国語をふまえ、文学に特化した講義を行います。学修単位を導入するので、レポートの提出は必ず行ってください。授業の欠席回数が１/４を超えた場合は、原則として単位を認定しません。
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| 事前学習・自己学習・関連科目
関連科目は本科の国語１〜４である。 日頃から「戦争」や「日中近代史」に関して新聞や書籍などに目を通し、視野を広げておいてほしい。 |
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学習・教育目標
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