授業科目 電子材料 |
担当教員 岡田久夫 |
開講期 後期
| |
科目番号 130504 |
対象学年・学科・コース 5年 電子制御工学科 |
単位区分 |
単位数 1単位 |
授業概要・授業方針
近年、高温超伝導体・超LSI・光半導体等に関する種々多くの電子材料が開発されている。これらは全く異なる基礎原理から生じたのではなく、しかも、基本原理についての新しいことは殆どない。ほんの一握りの基本原理を深く理解していればそれからこれらの新しい装置に親しみを持つことが出来る。本講では種々の例を用いて基本原理を理解することを中心に講義をする。 到達目標は以下の基本的概念を身に着ける事を目標とする。 |
到達目標
|
|
授業要目 | 到達目標 との対応 |
自己点検 |
1 | 半導体デバイスと材料 | 1,2 | |
2 | 誘電体の性質(1) | 1 | |
3 | 誘電体の性質(2) | 1 | |
4 | 誘電体の応用 | 1 | |
5 | 磁性体の性質 | 2 | |
6 | 磁性体の応用 | 2 | |
7 | 光エレクトロニクスの基礎 | 2 | |
8 | 後期中間試験 | 1,2 | |
9 | 試験返却 授業の中間まとめ | 1,2 | |
10 | 光素子(光ダイオード・太陽電池) | 1,2 | |
11 | 光素子(LED・半導体レーザ) | 1,2 | |
12 | 光通信(光ファイバ・光アイソレータ) | 1,2 | |
13 | 超伝導 | 2 | |
14 | 超伝導体の応用 | 2 | |
15 | 表示素子(液晶ディスプレイ・有機ELディスプレイ) | 2 | |
16 | 後期末試験 | 1,2 | |
17 | 試験返却 授業のまとめ | 1,2 |
到達達成度の指標(ルーブリック) |
到達 目標 |
理想的なレベル(A)の目安 | 標準的なレベル(B)の目安 | 未到達なレベル(C)の目安 | 自己評価 |
1 | 電子材料の概略と応用、および電気分極機構と誘電体の応用について理解説明できる | 電子材料の、および電気分極機構と誘電体の基礎について理解できている | 電子材料の、および電気分極機構と誘電体の基礎について理解できていない | A・B・C |
2 | 磁性の起源と磁性体応用、および超伝導の起源と超伝導体の応用について理解説明できる | 磁性の起源と、超伝導の起源と超伝導体の基礎について理解できている |
磁性の起源と、超伝導の起源と超伝導体の基礎について理解できていない | A・B・C |
到達度評価
試験80%、提出物20%で評価する。 |
||||||||||||
履修上の注意
課題として、授業の復習となる演習問題を課すので、しっかり解けるようになっておくこと。
|
||||||||||||
事前学習・自己学習・関連科目
「授業内容」に対応する教科書および配布プリントの内容を事前に読んでおくこと。また、前回の授業ノートをよく復習しておくこと。本科目の理解には、数学、物理の基礎的な素養を必要とする。内容は電子工学と連携している。受講生が特に興味を持つ最新のトピックスを多く含める。 |
||||||||||||
学習・教育目標
|