授業科目 情報工学1 |
担当教員 占部弘治 |
開講期 前期
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科目番号 130502 |
対象学年・学科・コース 5年 電子制御工学科 |
単位区分 |
単位数 1単位 |
授業概要・授業方針
情報通信の効率および信頼性に関する理論についての講義であり、情報理論・符号理論の基礎的な内容を学習する。
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到達目標
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授業要目 | 到達目標 との対応 |
自己点検 |
1 | 情報工学とは | 2 | |
2 | 情報量とエントロピー | 1 | |
3 | エントロピーの性質 | 1 | |
4 | 相互情報量と結合エントロピー | 1 | |
5 | 記憶のある情報源 | 1,2 | |
6 | 情報量と情報源に関する演習 | 1,2 | |
7 | 通信路モデルと符号 | 2,3 | |
8 | 中間試験 | ||
9 | 情報源符号化 | 2 | |
10 | 情報源符号化定理 | 2 | |
11 | 通信路容量 | 3 | |
12 | 通信路符号化定理 | 3 | |
13 | 誤り訂正符号 | 3 | |
14 | 情報源符号化と誤り訂正符号に関する演習 | 3 | |
15 | 情報セキュリティと暗号による通信 | 3 | |
16 | 期末試験 | ||
17 | 試験返却・解説・復習 |
到達達成度の指標(ルーブリック) |
到達 目標 |
理想的なレベル(A)の目安 | 標準的なレベル(B)の目安 | 未到達なレベル(C)の目安 | 自己評価 |
1 | 情報量・エントロピーの概念・定義を説明でき、様々な情報源に対して実際に計算することができる。 | 情報量・エントロピーの概念・定義を説明でき、簡単な情報源に対して実際に計算することができる。 | 情報量・エントロピーの概念・定義を説明できず、実際に計算することができない。 | A・B・C |
2 | 情報源のモデル・情報源符号化法について説明でき、様々な情報源符号化法で正確に符号化・復号ができる。 | 情報源のモデル・情報源符号化法について説明できる。 | 情報源のモデル・情報源符号化法について説明できず、情報源符号化法で符号化・復号できない。 | A・B・C |
3 | 通信路のモデル・通信路符号化法について説明でき、様々な通信路符号化法で正確に符号化・復号ができる。 | 通信路のモデル・通信路符号化法について説明できる。 | 通信路のモデル・通信路符号化法について説明できず、通信路符号化法で符号化・復号できない。 | A・B・C |
到達度評価
定期試験:70%、演習課題、レポート:30%で評価する。
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履修上の注意
予習を主体にした課題を用意します。予習は講義の前に実施しなければ意味がありませんので、設定された提出期限は厳守してください。
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事前学習・自己学習・関連科目
情報を通信する際に、情報の内容ではなく数学的な特質について注目し、効率的な通信および誤差、漏洩に強くするためにどうやっているか、理論的に学習する科目です。これまでに学んだ数学やディジタル回路での論理演算が基礎になります。そのなかでも、「確率統計」で学習した確率や確率分布について復習しておいてください。 また、コンピュータを利用した演習も予定しているので、表計算ソフトや 情報処理や情報基礎実習で学んだ言語の復習も必要です。 |
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学習・教育目標
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