平成29年度 シラバス
授業科目
工業英語
担当教員
生物応用化学科全教員
開講期
通年
科目番号
140508
対象学年・学科・コース
5年 生物応用化学科
単位区分
必修
単位数
2単位
授業概要・授業方針
科学的内容の読み物や科学技術論文を読解し、科学的英語表現、各分野の専門用語などを修得することを目標としている。
到達目標
  1. 一般的に必要とされる化学的および技術的な英単語を習得すること。
  2. 科学的あるいは技術的な文献でよく用いられる実験操作に関する表現を習得すること。
  3. 英文で書かれた化学実験テキストや装置マニュアル程度の読解ができること。
教科書
Chemistry Laboratory for Secondary and Higher Education  園部利彦・川泉文男 著  (学術図書)
各教員が選んだテキスト
参考書
リーダーズ英和辞典  松田徳一郎 他編  (研究社)
プログレッシブ英和中辞典  國廣哲弥 他編  (小学館) などの英和中辞典
高校総合英語 Forest (New Edition)  石黒昭博 監修  (桐原書店) などの各種英文法書
化学英語の活用辞典  足立吟也 他編  (化学同人)
授業要目
 前期は英語を第二外国語とする国の中等教育のための実験テキストの読解を行う。
後期はそれぞれの研究室にて専門書や専門雑誌の読解、英語力強化などを行う。
なお、生物応用化学科にて選定した化学技術英語100選リストを用いて自学自習し単語力アップを図る。
到達達成度の指標(ルーブリック)
到達
目標
理想的なレベル(A)の目安 標準的なレベル(B)の目安 未到達なレベル(C)の目安 自己評価
1 より専門的な化学的および技術的な英単語の意味が分かり、スペルがかける。 一般的に必要とされる化学的および技術的な英単語の意味が分かり、スペルがかける。 一般的に必要とされる化学的および技術的な英単語の意味が分からず、スペルがかけない。 A・B・C
2 科学的あるいは技術的な文献でよく用いられる実験操作に関する表現を和訳でき、それを利用できる。 科学的あるいは技術的な文献でよく用いられる実験操作に関する表現を和訳できる。 科学的あるいは技術的な文献でよく用いられる実験操作に関する表現を和訳できない。 A・B・C
3 専門雑誌のアブストラクトなどの読解ができる。 英文で書かれた化学実験テキストや装置マニュアル程度の読解ができる。 英文で書かれた化学実験テキストや装置マニュアル程度の読解ができない。 A・B・C
到達度評価
各卒業研究指導教員の評価を70%、共通試験の結果を30%とする。
履修上の注意
これからの社会は国際化が進み、技術者にとっても仕事において今まで以上に英語力が必要とされる。本科目の目的は、必要最低限の技術文献読解力を養おうとするものである。前期の内容は中等教育における化学実験の英語の実験書であり、基本的な化学実験の知識があれば内容理解は容易であるので、目的意識を持って英語を読めるようになること。
事前学習・自己学習・関連科目
日々怠りなく、授業時間中以外も英単語習得、英文語読解に研鑽すること。
Webclassにて化学系英単語の自学自習用テストを用意するのでルールに従って繰り返し勉強すること。またTOEIC、英検および工業英検等も自らチャレンジすることを期待する。
関連科目:全英語授業
学習・教育目標
(生産工学・機械工学コース)
(生産工学・環境材料工学コース)
(生物応用化学) C-2、D-3
(電子工学)