授業科目 生物応用化学実験3 |
担当教員 桑田 茂樹・河村 秀男 |
開講期 通年
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科目番号 140414 |
対象学年・学科・コース 4年 生物応用化学科 |
単位区分 必修 |
単位数 1.5単位 |
授業概要・授業方針
物理化学及び機器分析、創造化学実験を組み合わせて行う。 物理化学実験:物理化学1、2及び生物物理化学1の授業で学習する内容から、特に重要な基礎的法則に関する実験をテーマとして取り上げ、法則の物理的意味を理解させることを目的とする。 機器分析実験:機器分析の授業で学習する分析機器の中で、特に汎用性のある機器を用いた実験をテーマとして取り上げ、操作方法、分析原理を理解させることを目的とする。 創造化学実験:アイデアの発想法や整理法を学修した上で、競技テーマを発案・企画してもらう。その競技テーマに基づいてグループで製作・実験を行い、競技会・発表会を行う。 |
到達目標
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授業要目 |
第1週〜第9週(前班)、第22〜30週(後班)第1週 実験装置、実験操作における注意点についての説明 |
到達達成度の指標(ルーブリック) |
到達 目標 |
理想的なレベル(A)の目安 | 標準的なレベル(B)の目安 | 未到達なレベル(C)の目安 | 自己評価 |
1 | 分光光度計、ガスクロマトグラフ、原子吸光光度計、電気伝導度計などの測定原理を説明でき、正しく操作できる。 | 分光光度計、ガスクロマトグラフ、原子吸光光度計、電気伝導度計などの測定原理を把握し、正しく操作できる。 | 分光光度計、ガスクロマトグラフ、原子吸光光度計、電気伝導度計などの測定原理を把握できず、正しく操作できない。 | A・B・C |
2 | 物性測定など物理化学実験の基本操作がその意味を理解した上でできる。 | 物性測定など物理化学実験の基本操作が身についている。 | 物性測定など物理化学実験の基本操作が身についていない。 | A・B・C |
3 | 実験誤差、再現性、信頼性、有効数字の扱いを理解して取り扱える。 | 実験誤差、再現性、信頼性、有効数字の扱いに配慮できる。 | 実験誤差、再現性、信頼性、有効数字の扱いを理解できない。 | A・B・C |
4 | 実験データを記録・整理して図にプロットし、理論に基づいてデータを解析し、目的とする物理量を求められる。求めた物理量について自分の言葉で説明できる。 | 実験データを記録・整理して図にプロットし、理論に基づいてデータを解析し、目的とする物理量を求められる。 | 実験データを記録・整理した図のプロットから、理論に基づいてデータを解析できない。 | A・B・C |
5 | アイデアの発想法や整理法を活用できる。 | アイデアの発想法や整理法を理解できる。 | アイデアの発想法や整理法を理解できない。 | A・B・C |
6 | グループで役割分担して、制限下でアイデアを発想・整理し、問題を発見して複数の解決案からより妥当な解決策を提示し、問題を解決できる。 | グループで協力して、制限下でアイデアを発想・整理し、問題を発見して解決できる。 | グループで協力して、制限下でアイデアを発想・整理することができず、問題を解決できない。 | A・B・C |
到達度評価
物理化学実験及び機器分析実験(50%:技能習熟度を含む実験結果(20%)、口頭試問等を含むレポート(30%))、創造化学実験(40%)、受講状況(10%)の項目について評価を行なう。
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履修上の注意
レポートは自分のメモではなく、行なったことを他人に報告することが目的であり、読み手が理解しやすいように工夫して書くことが必要です。口頭試問においては、理解したことを自分の言葉で説明できるように心掛けてください。 創造化学実験では、問題解決のためのアイデアを考え出す方法のひとつとして発想法や整理法を学びます。この方法を用いアイデアを多く考え出し整理することによって問題解決の方法を見つけ出す能力を養います。 |
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事前学習・自己学習・関連科目
実験を行なう前にあらかじめテキスト、参考書を良く読み、実験手順、各操作の目的を理解しておくことが大切です。特に物理化学実験では中和滴定、酸化還元滴定による濃度決定をおこないます。濃度の計算方法を理解しておいてください。
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学習・教育目標
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