平成29年度 シラバス
授業科目
計算機言語処理
担当教員
先山 卓朗
開講期
後期
科目番号
620127
対象学年・学科・コース
1,2年 電子工学専攻
単位区分

単位数
2単位
授業概要・授業方針
ソフトウェア作成に欠かせないプログラミング言語(高級言語)を機械語に翻訳する言語処理系(コンパイラ)について、その構成や理論を学ぶ。
到達目標
  1. コンパイラの構成を簡単に説明できること。
  2. 字句解析の手法について説明できること。
  3. 構文解析の各種手法について説明できること。
教科書
コンパイラ  中田育男監修 (コロナ社)
参考書
なし
授業要目 到達目標
との対応
自己点検
1 言語処理系とコンパイラ概要 1
2 正規表現 1
3 正規表現と有限オートマトン1 2
4 正規表現と有限オートマトン2 2
5 lexによる字句解析器の作成 2
6 構文解析の基礎 3
7 上向き構文解析1 3
8 上向き構文解析2 3
9 yaccによる構文解析器の作成 3
10 下向き構文解析1 3
11 下向き構文解析2 3
12 下向き構文解析3 3
13 意味解析
1
14 最適化 1
15 実行時環境 1
16 期末試験
17 試験返却・解説・復習 1,2,3
到達達成度の指標(ルーブリック)
到達
目標
理想的なレベル(A)の目安 標準的なレベル(B)の目安 未到達なレベル(C)の目安 自己評価
1 コンパイラの構成や動作の概要について簡単に説明できる。 コンパイラの構成について簡単に説明できる。 コンパイラの構成について説明できない。 A・B・C
2 字句解析の手法や構成方法について説明できる。 字句解析の手法について簡単に説明できる。 字句解析の手法について説明できない。 A・B・C
3 複数の構文解析手法について、その違いを含めて説明できる。 構文解析の各種手法について簡単に説明できる。 構文解析の各種手法について説明できない。 A・B・C
到達度評価
レポートや演習等の結果を20%、定期試験を80%として評価する。
履修上の注意
言語処理システムの理論を学ぶだけではなく、Linuxを利用した演習も行う。
C言語やLinuxに習熟していることが望ましい。
事前学習・自己学習・関連科目
C言語のプログラミングやコンパイル方法について復習しておいてください。
学習・教育目標
(生産工学・機械工学コース)
(生産工学・環境材料工学コース)
(生物応用化学)
(電子工学) B-1