平成29年度 シラバス
授業科目
パワーエレクトロニクス
担当教員
皆本 佳計
開講期
後期
科目番号
620118
対象学年・学科・コース
1.2年 電子工学専攻
単位区分
選択必修
単位数
2単位
授業概要・授業方針
電力の発生から輸送および消費の全ての課程において、パワーエレクトロニクスの技術は様々な形で利用されている。その電力変換の原理および応用技術について理解し、電力の利用形態についての知識を深める。
到達目標
  1. パワーエレクトロニクスとは何か概要が説明できること。
  2. 電力用半導体素子について説明できること。
  3. 整流回路について回路構成や基本原理が理解できること。
  4. チョッパ回路について回路構成や基本原理が理解できること。
  5. インバータについて回路構成や基本原理が理解できること。
教科書
パワーエレクトロニクス  江間敏、高橋勲 著  (コロナ社)
参考書
なし
授業要目 到達目標
との対応
自己点検
1 パワーエレクトロニクスとは何か
2 電力用半導体素子(1)
3 電力用半導体素子(2)
4 電力用半導体素子(3)
5 整流回路
6 制御整流回路と電力変換
7 チョッパー回路(1)
8 チョッパー回路(2)
9 中間試験 1234
10 交流電力制御
11 単相整流回路
12 三相整流回路
13 インバータ
14 直流チョッパ (応用)
15 パワーエレクトロニクスの応用技術
16 パワーエレクトロニクスの応用技術
17 期末試験
到達達成度の指標(ルーブリック)
到達
目標
理想的なレベル(A)の目安 標準的なレベル(B)の目安 未到達なレベル(C)の目安 自己評価
1 パワーエレクトロニクスとは何かきちんと説明できる パワーエレクトロニクスとは何か概要が説明できる
パワーエレクトロニクスとは何か説明できない A・B・C
2 電力用半導体素子について詳しく説明できる 電力用半導体素子について基礎的なことは説明できる 電力用半導体素子について説明できない A・B・C
3 整流回路について回路構成や基本原理を十分理解し詳しく説明できる 整流回路について回路構成や基本原理を理解している 整流回路について回路構成や基本原理が説明できない A・B・C
4 チョッパ回路について回路構成や基本原理を十分理解し詳しく説明できる チョッパ回路について回路構成や基本原理を理解している チョッパ回路について回路構成や基本原理が説明できない A・B・C
5 インバータについて回路構成や基本原理を十分理解し詳しく説明できる インバータについて回路構成や基本原理を理解している インバータについて回路構成や基本原理が説明できない A・B・C
到達度評価
定期試験の成績を80%、授業中に行う理解度チェックのための課題演習および小テストの結果を20%とし、総合的に評価する。
履修上の注意
教科書を中心に参考資料も含めて板書しながら講義をする。講義の終りには理解度チェックのための課題演習および小テストなどを行う。
事前学習・自己学習・関連科目
パワーエレクトロニクスは電気回路、電力工学、電気機器、制御工学、半導体工学、論理回路など多岐にわたる技術を基礎とした応用的な学問であるため、幅広い知識が必要となる。分からないところがあれば適宜質問をすること。
学習・教育目標
(生産工学・機械工学コース)
(生産工学・環境材料工学コース)
(生物応用化学)
(電子工学) B-1