授業科目 システムデザイン工学演習 |
担当教員 加藤克・加藤茂・若林・福田・松友 |
開講期 後期
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科目番号 620003 |
対象学年・学科・コース 1年 電子工学専攻 |
単位区分 必修 |
単位数 3単位 |
授業概要・授業方針
「問題解決グループ演習」で学んだ問題解決手法を、各自に与えられた工学的課題(ものづくり)に対して実践することで、問題解決能力の育成及びシステムデザイン能力を身につけることを目的とする。さらに、システムデザインの過程で新たに発生した想定外の問題に対しても、問題解決のプロセスを実践し、システムの変更やスケジュールの見直しすることも行っていく。授業の最後には、自分の担当した課題について、成果(システム)と問題解決プロセスの発表を行う。
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到達目標
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授業要目 |
各課題1〜2名で、担当教員の指導の下に設計演習を行う。 |
到達達成度の指標(ルーブリック) |
到達 目標 |
理想的なレベル(A)の目安 | 標準的なレベル(B)の目安 | 未到達なレベル(C)の目安 | 自己評価 |
1 | 与えられたテーマと課題をその周辺技術を含めたシステムとして捉え、広い視野で検討できる | 与えられたテーマと課題を調べ、問題点を抽出することできる | 与えられたテーマと課題を調べることができない | A・B・C |
2 | 与えられた課題に対する解決策を自ら立案できる | 与えられた課題に対する解決策を、教員と相談しながら立案できる | 与えられた課題に対する解決策を立案できない | A・B・C |
3 | 解決策を具体的作業内容にブレークダウンし、作業計画を自ら立案できる | 教員と相談しながら解決策を具体的作業内容にブレークダウンし、作業計画を立案できる | 解決策を具体的作業内容にブレークダウンし、作業計画を立案できない | A・B・C |
4 | 作業計画に基づいて、自ら実際に作業を遂行できる | 作業計画に基づいて、教員の助けを借りながら実際に作業を遂行できる | 作業計画に基づいて、実際に作業を遂行できない | A・B・C |
5 | 作業途中で出てきた新たな問題に対し、これまでの経験を生かし、適切な対応ができる | 作業途中で出てきた新たな問題に対し、教員の手を借りながら対応ができる | 作業途中で出てきた新たな問題に対応できない | A・B・C |
6 | 演習課題をどのように解決したかを、客観的に整理・分析し、わかりやすく報告書にまとめることができる | 演習課題をどのように解決したかを、わかりやすく報告書にまとめることができる | 演習課題をどのように解決したかを、報告書にまとめることができない | A・B・C |
7 | 作業内容・得られた結果などについて、他者にわかりやすく説明し、報告・発表することができる | 作業内容・得られた結果などについて、報告・発表することができる | 作業内容・得られた結果などについて、報告・発表することができない | A・B・C |
到達度評価
評価配分:各担当教官評価50%、 発表評価50%(中間発表会25%、最終発表会25%)各担当教官評価の内訳:取り組み状況、最終報告書を元に評価する。 発表評価の内訳:発表資料のわかりやすさ、説明のわかりやすさ、作業内容の充実度、理解度、発表会でコミュニケーション能力(論理的な文章表現能力、プレゼンテーション能力)を評価して、最低限必要なレベルに達しない場合には再発表もしくは発表資料の再提出を求める。 |
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履修上の注意
授業の欠席回数が1/4を超えた場合は、原則として単位を認定しない。
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事前学習・自己学習・関連科目
【事前学習】「演習内容」に対応する教科書及び配布プリントの内容を事前に読んでおくこと。また、前回の演習内容をよく復習しておくこと。本演習内容の理解には、本科で学んだ電気・電子・情報・通信の各専門分野の基礎知識を必要とする。 【関連科目】内容は問題解決グループ演習と連携しており、特別研究を遂行するための基礎となる。 【メッセージ】この演習を行うための時間として、週6時間、全体で80時間が用意されている。これだけの時間をかけて1つのテーマに取り組むわけだから、計画的に作業を行えば内容の理解のみならずシステムデザイン能力も十分身につくはずである。このことを十分認識して、自主的に行って欲しい。 |
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学習・教育目標
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