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【3/25】第22回源内賞を本校教員が受賞しました。

 この度、電子制御工学科 出口幹雄教授が第22回源内賞(エレキテル尾崎財団主催)を受賞しました。源内賞とは、さぬき市出身の平賀源内の遺業をたたえ発明工夫の思想の啓発普及に努めるため、電気・通信技術等の研究や技術の向上に貢献した研究者に送られるものです。

 出口教授は、「水/セラミック電極の原理によるアスベストの溶解無害化」という研究テーマで受賞し、3月25日(水)にさぬき市の平賀源内記念館で行われた授賞式に出席後、校長室で受賞の報告を行いました。今回の受賞は、出口教授が考案した“水/セラミック電極”の原理を用いることにより、従来は大規模な溶融設備が必要とされたアスベストの溶融無害化処理を、極めて簡単な装置で実現できるという独創的で画期的な点が評価されたもので、この受賞を契機として本技術の実用化に拍車がかかることが期待されます。

 また、本技術は5月26日〜29日に東京ビッグサイトで開催される2015NEW環境展においても紹介する予定です。

校長室で受賞報告を行いました。
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