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【1/24】宇和島自然科学教室で出前講座を開催しました。

 1月24日(土)、宇和島自然科学教室で「電気の仕組みを調べてみよう」と題して、新居浜高専出前講座を開催し、会場となった宇和島市立城東中学校には小学4〜6年生94名と多くの参加者が集まり、理科実験をしました。

 これは、科学の楽しさを体験してもらおうと、宇和島自然科学教室の方から出前講座の依頼があり、実施したもので、生物応用化学科の2・3年生10名が講師となって、電池の仕組みを理解し、電気エネルギーと地球環境の保全について考える講座を開きました。

 講座では、まず、家庭にある材料と道具を使って備長炭電池を作る実験を行った後、フルーツや野菜を使って電池を作り、その種類によって電流に強弱があることを知ってもらいました。また、ペットボトルで風車を作り、風力発電のしくみと蓄電の大切さも学んでもらいました。そして、太陽電池を使った発電による水の電気分解の実演と発生した水素を水素吸蔵合金に貯める「燃料電池用の蓄電」の実験を見て、新しい再生可能エネルギーの蓄電システムと地球環境保全の学習をしてもらいました。

 参加した小学生らは、先端の科学を間近に触れ、大いに楽しんだ様子でした。

講師紹介
フルーツや野菜を使った電池の実験
ペットボトル風車作製の説明
水素吸蔵合金を使った蓄電実験
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