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【12/19】ひらめき☆ときめきサイエンスプログラムを実施しました。

 12月19日(土)、本校と独立行政法人日本学術振興会との共催で、「ひらめき☆ときめきサイエンス〜ようこそ高専の研究室へ〜KAKENHI」(研究成果の社会還元・普及事業)として、中学生を対象に「見えないものを見てみよう − 体験!!可視化とAR技術の世界 −」プログラムを実施しました。

 この事業は、科学研究費助成事業(KAKENHI)によって得られた研究成果をもとに、子どもたちに科学への興味・関心を深めてもらおうと実施したもので、電子制御工学科の松友真哉准教授と松木剛志助教が講師を務めました。四国地区高専では唯一の開催であり、県内の中学生16名が参加しました。

 午前中は、科研費の助成を受けて本校で開発された「拡張現実感技術を利用した磁界観察ソフト」を使用し、パソコンのディスプレイやヘッドマウントディスプレイを用いて、空間に分布する磁力線を立体的に観察しました。午後からは、粘土で思い思いの3Dモデルを作製し、3Dスキャナでデジタル化しました。さらに拡張現実感技術によって、そのモデルが携帯情報端末に表示されるアプリを作りました。

 プログラムの最後には、松友准教授から「未来博士号」(修了証書)が授与されました。参加者からは、「磁界や磁力線に興味が持てた」、「磁界をリアルタイムに可視化できる技術に驚いた」などの感想が寄せられました。

磁界を可視化して観察
ヘッドマウントディスプレイの体験
作製したモデルを3Dスキャナでデジタル化
未来博士号の授与
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