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【11/25】本校教員が教育奨励賞を受賞しました。

 この度、本校生物応用化学科 西井靖博准教授が、公益社団法人化学工学会から、化学工学に関する独創的、萌芽的な教育を実践している会員を表彰する、教育奨励賞を受賞しました。

 受賞の経緯としては、高専生が小中学校での「出前授業」を主体的に企画運営する試みを小中学校教員と連携して6年に渡り実施し、地域に根差した人材育成を展開することで高専生の約7割が問題解決能力の向上を自覚するなど、その高い教育効果を評価いただきました。また、化学工学関連テーマを設定した「創造化学実験」をProject-Based learning型(課題解決型学習)で実施しており、時間や費用などに関する一定のレギュレーションを定めて最大限の活動を指導している点についても、高く評価いただきました。さらには、これらの成果に関する数多くの報告を通じ、本教育手法の展開に大きく貢献していることについても評価いただき、今回、教育奨励賞の受賞者として選出されました。

 「出前授業」や「Project-Based learning型」における教育から、高専生の主体性を引き出すことで、化学工学教育における問題解決能力の育成へと繋がる手法を提案し、それを継続的に実践していることが大きく評価されました。今後の西井准教授の活躍を大いに期待しています。

迫原校長に受賞を報告しました。
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