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【11/20】ノーベル物理学賞受賞者 中村修二教授講演会「高輝度青色LEDの開発とその後」を開催しました。

 11月20日(金)、本校文化祭「国領祭」の第50回開催を記念して、愛媛県出身の2014年度ノーベル物理学賞受賞者でカリフォルニア大学サンタバーバラ校の中村修二教授をお招きし、標記講演会を新居浜市市民文化センターで開催しました。

 本講演会は、学生会が記念行事として企画したもので、中村教授に講演を快諾していただき、開催が実現しました。

 講演に先立ち、大麻智也学生会長(生物応用化学科5年)、続いて迫原修治校長の挨拶がありました。

 講演で中村教授は、ノーベル賞受賞となった「高輝度青色LED」の開発エピソードや発明が社会に与えたインパクト等をユーモアあふれる解説とともにお話されました。中村教授から「日本にいると日本しか知らないことになる。海外に出て外国を知ることは大変勉強になるので、皆さんもぜひ海外に出てほしい」と学生へアドバイスがありました。また、学生時代に本校で学会発表をした経験など、メディアでは聞けないフランクなお話もあり、身近に感じる瞬間もありました。

 質疑応答では、学生からめげずに研究をし続ける秘訣や勉強方法等について質問がありました。中村教授は「私は、謎解きと一緒で、研究し、追求していくことが好きなので、あまり苦に思ったことがないです。皆さんも好きなことを仕事にした方がいいですよ。」と回答され、会場が和む場面があり、盛況となりました。

 1時間余りの短い時間でしたが、学生にとって、大変刺激を受ける講演会となり、より一層研究や勉学に励むきっかけとなりました。

講演の様子
講演される中村教授
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