平成28年度 シラバス
授業科目
化学数学1
担当教員
勝浦 創
開講期
前期
科目番号
630001
対象学年・学科・コース
1年 生物応用化学専攻
単位区分
必修
単位数
2単位
授業概要・授業方針
 偏微分と常微分方程式の解法について一般的な解説を行い、演習問題を通して常微分方程式の解き方を身につける。
到達目標
  1. 微分法の概要を理解できること。
  2. 1階常微分方程を解くことができること。
  3. 2階線形常微分方程式を解くことができること。
教科書
化学者のための数学十講 大岩正芳 (化学同人)
化学数学1配布プリント 勝浦作成
参考書
なっとくする化学数学 佐藤博保
化学を学ぶ人のための基礎数学 ピータ・デビット 著 北浦和夫 他訳 (化学同人)
物理化学(上)、(下) マッカーリ、サイモン 著 千原秀昭 他訳(東京化学同人)
量子化学III 化学者のための数学入門12章 中田宗隆 著(東京化学同人)
化学のための数学入門 川瀬雅也・内藤浩忠 著(化学同人)
授業要目 到達目標
との対応
自己点検
1 微分法 1
2 陰関数の微分と偏導関数 1
3 陰関数の微分 1
4 1階常微分方程式:変数分離法 2
5 1階常微分方程式:斉次微分方程式 2
6 1階常微分方程式:線形微分方程式 2
7 1階常微分方程式:ベルヌイの微分方程式とリカッチの微分方程式 2
8 中間試験
9 2階線形常微分方程式の一般形 3
10 2階線形常微分方程式:定数係数の微分方程式(斉次形) 3
11 2階線形常微分方程式:定数係数の微分方程式(非斉次形) 3
12 2階線形常微分方程式:未定係数法 3
13 2階線形常微分方程式:定数変化法 3
14 2階線形常微分方程式:Hermiteの微分方程式 3
15 2階線形常微分方程式:調和振動子の微分方程式 3
16 2階線形常微分方程式:Legendreの方程式 3
17 期末試験
到達達成度の指標(ルーブリック)
到達
目標
理想的なレベル(A)の目安 標準的なレベル(B)の目安 未到達なレベル(C)の目安 自己評価
1 微分法を概念を極限を用いて説明できる。 微分法の概念を定性的に説明できる。 微分法の概念を理解できない。 A・B・C
2 化学の1階常微分方程式を解くことができる。 1階常微分方程式を教科書・プリント等を参考にして解くことができる。 1階常微分方程式を解くことができない。 A・B・C
3 化学の2階線形常微分方程式を解くことができる。 2階線形常微分方程式を教科書・プリント等を参考にして解くことができる。 2階線形常微分方程式を解くことができない。 A・B・C
到達度評価
中間試験と期末試験の結果を80%、各授業において課したレポートを20%として評価する。
履修上の注意
課題だけでなく演習問題にも積極的に取り組むこと。
事前学習・自己学習・関連科目
事前学習:本科での微分積分や前回の授業の内容をしっかりと理解しておくこと。
自己学習:演習問題を自分で考えて解くこと。
関連科目:化学数学2、物理化学特論、量子化学、特別研究など。
 
学習・教育目標
(生産工学・機械工学コース)
(生産工学・環境材料工学コース)
(生物応用化学) B-1
(電子工学)