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【7/26】鳥人間コンテスト2014に本校学生が出場しました。

 7月26日(土)、滋賀県彦根市の琵琶湖で開催された「鳥人間コンテスト」(主催:読売テレビ放送株式会社)に、本校鳥人間航空研究部「新居浜高専 Team Migrant」が滑空機部門に2年連続5回目の出場を果たし、今年も真夏の琵琶湖に向かって羽ばたきました。

 指導教員の松田雄二教授によるレポートをご紹介します。

 7/26(土)、14:00過ぎ、快晴、気温37℃、向かい風2m/s、絶好のコンディション、ここは、琵琶湖の湖面から高さ10mのプラットフォーム上・・・、新居浜高専Team Migrant (部員14名)の学生が、設計から完成まで、約半年をかけて製作した機体とともに、ほぼ360°Lake Viewのポジションに参上した。
 機体名は、「Re(アール・イー)」・・・機体設計に用いた流体力学用語の「Re:レイノルズ数」の意味もあるが、去年の大会のチームとしての「Revenge」、本校初の女性パイロット自身の想い「Reborn」等々、様々な「飛ばなきゃならないワケ!」を背負っている。
 「Re」は、向かい風を受けて、その身体を浮かせ、「早く飛びたい!」と言っていた。
 スタンバイOK!・・・、ゲート・オープン!
 パイロット(4年環境材料工学科・渡部律都)の合図にて、右、左、右、左の4歩でテイクオフ・・・
 テイクオフは完璧だった。が・・・、発進直後、全荷重が翼にかかった瞬間、右翼の第1接合部が折れて、あえなく墜落・・・。機体製作において、一番やってはいけないミス(強度不足)で、パイロットに、大空を満喫する時間を作ってあげることができなかった・・・。
 パイロットが無事コックピットから脱出し、笑顔でプラットフォーム上のチームメイトに「ありがとう!」と叫んだ瞬間、「もっといいもの作らなきゃ!」と、みんなが同じ熱いものを感じていた。
 その感動をもって、胸張って、琵琶湖から全員無事帰って参りました。

 今大会の模様は、9月3日(水)にテレビ放映(読売テレビ系列)されました。

 本年も、大会出場に際し、マルホ発條工業株式会社様、ユースエンジニアリング株式会社様、ユースハイテック株式会社様より、活動資金の援助をいただいております。

本校から応援団も駆けつけ、みんなで記念撮影
駐機場からプラットフォームを臨む
ゲート・オープン!
飛行風景(右翼破損)
もっといいもの作らなきゃ!(記録:17.90m)
羽ばたけ未来へ!(ご声援ありがとうございました。) 

 【こちらもご覧ください】

 ☆前回出場時の記事(平成25年7月27日)   ☆出場激励会の記事(平成26年7月4日)

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