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【10/18】生物応用化学科4年生5名がドイツ語暗唱大会に出場し、1名が特別賞を受賞しました。

 10月18日(土)、生物応用化学科4年生5名が、挑戦する学生を支援するために本校が実施している「チャレンジプロジェクト」の支援を受け、駿河台大学(埼玉県飯能市)主催の第23回ドイツ語暗唱大会に出場し、織田隆太郎さんが特別賞を受賞しました。(「チャレンジプロジェクト」とは本校及び後援会による支援名です。)

 大会には、小学生から70代までの幅広い年齢層の方々、総勢29名(27組)が参加しました。出場者のレベルは、5名のドイツ語ネイティブスピーカーの審査員が「甲乙つけがたく順位を決めるのが難しかった」と賞するほど高く、朗読や歌、劇なども披露され、とても活気のある大会でした。

 9月中旬ごろに暗唱するテキストをそれぞれが選び、発音やジェスチャーなどの練習を重ねました。当日はその成果を一生懸命発表しました。

 出場した学生5名は、大会や大会後の懇親会を通じて色々なことを経験したようです。5名の感想を紹介します。(  )内は、発表したテキストのドイツ語タイトルと日本語訳です。

池田寛史さん (Erlkönig 魔王)
 私は大会参加者27組のうち7番目の発表で、魔王という歌を歌いました。とても緊張しましたが、なんとか歌うことができました。自身の発表が終わった後は、堂々と力強く発表している方、演劇を発表した方、私と同じく歌を歌った方、とても長い物語を暗唱した方など、レベルの高い発表を見聴きすることができました。大会終了後、その参加者の方々と懇親会に参加しました。ドイツ語に関することや、大学に関すること、高専に関することなどのお話をすることができました。人前での発表や、多くの初対面の方とお話をする機会はなかなか無いので、とても勉強になりました。
山下由加里さん (Die Sterntaler 星の金貨)
 大会は埼玉で開催されたため、そこまでの移動にとても苦労しました。予め調べておいた時刻や路線を見ながら当日調べた時刻表とで確かめたり、路線を探したりと、5人で協力して大会会場まで辿り着くことが出来ました。
 大会では練習不足で、悔しい気持ちを通り越し、辛い思いをしたので、また機会があったらリベンジしたいと感じました。懇親会では沢山の参加者の方々や審査員の方、先生方との交流を通して、貴重なお話を聞くことが出来ました。お話をしているうちに私もドイツ語が話せたらなと感じ、ドイツ語への関心が深まりました。
織田隆太郎さん (Die Schildkröte 亀)
 大会では、スピーチはあまり緊張せず、他の人からも余裕があるねと言われました。本文を暗記した後に感情を込めることや表現力を高めるための練習、大勢の人の前で話す練習が出来ていたことがよかったのだと思います。特別賞を受賞することが出来てとても嬉しいです。
 大会後の懇親会では、ドイツの方ともっとドイツ語でお話をしたいと思い、時間が短く感じられました。聞き取りが難しく、語彙力?文法力が全く無かったなと振り返っています。
二宮由利絵さん (Wie ich Huhner fing  私が鶏を捕まえた方法)
 以前参加した大会より出場者の発表レベルが高くて驚きました。発表は緊張しました。途中でテキストの内容が飛んでしまったけれど、前の大会と違い、自分で思い出すことができたので良かったかなと思います。
 懇親会には初めて参加しました。ドイツの方や前に参加した大会で顔見知りになった方達と交流ができたので良かったです。普段は交流がない語学系の大学に通っている方とお話ができたので、いい刺激になりました。
洲脇瑞華さん (Das freche Rotkäppchen und der Wolf 生意気な赤ずきんちゃんとおおかみ)
 二度目の暗唱大会でしたが、覚えるのにやっぱり苦労しました。特に前回覚えたテキストと今回使用したテキストの中で音が同じもの、意味が似たものが多く登場したので、区別するのが大変難しかったです。また暗唱大会のためにかけられた時間が2週間弱しかない中で不安が残るまま大会に出場しました。発表の順番がはじめの方ということもあり、緊張してしまい、テキストが飛んで、詰まってしまい、大変悔しい思いをしました。来年は不安要素をなくしてリベンジしたいと思います!!
 懇親会で、駿河台大学の方々もドイツ語を専攻しているわけではなく、サークルで練習していると聞いて驚きました。私たちも機会があればドイツ語暗唱大会を開催して、西日本の学校(出来れば高専)でも交流できたらなと思いました。愛媛のお土産を持って行き、ドイツ語で会話し交流する作戦がうまくいきました!!途中から日本語になってはいましたが・・・(笑)。ドイツへ留学した高校生とお話しすることができました。向こうでの生活やどんな日常なのかを聞いていると、とても楽しそうだなと思いました。以前、豊田高専に行った時も留学経験のある高専生がたくさんいたので、新居浜高専でも留学することが普通になればいいのになと思いました。今回の大会を通して、外国の文化に触れてみたいと思う気持ちがより一層増しました!!
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