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【6/28】生物応用化学科4年生2名が「ドイツ語暗誦大会」に出場、うち1名が入賞しました。

 6月28日(土)、南山大学名古屋キャンパスで開催された「第39回ドイツ語暗誦大会」に生物応用化学科4年の洲脇瑞華さんと二宮由利絵さんが出場し、洲脇さんが見事5位入賞を果たしました。

 南山大学の「ドイツ語暗誦大会」は、日本で開催される数少ないドイツ語暗誦大会の中でも歴史のある大会で、毎年開催されています。今回の大会は、愛知・京都・東京・埼玉・神奈川・沖縄など日本各地から、高校生や社会人を含め計27名が参加しました。大会では、各自が選んだドイツ語の既成テキストをおよそ3分間で暗誦し、発音や表現力を競いました。

参加者と審査員


暗誦大会

 本校から参加した洲脇さんと二宮さんは、グリム童話のお話、「ハーメルンの笛吹き男(Der Rattenfänger von Hameln)」を暗誦しました。二人はこの4月からドイツ語の勉強を始めたばかりで、慣れないドイツ語の発音やイントネーションに四苦八苦しながらも、専門の勉強の合間を縫って毎日一生懸命練習をして大会に臨みました。本番は、思い思いの身振りを付けながら暗誦し、活き活きと物語の世界を表現することができました。

 今大会は、ドイツ語母語話者の審査員の3名の方々も「5名の受賞者を決定するのが非常に困難だった」と評するほどレベルの高い大会だったため、残念ながら、二宮さんは賞を逃してしまいましたが、洲脇さんは見事5位に輝きました。

表彰式
二人で記念写真

 大会にチャレンジした洲脇さんと二宮さんの感想をお伝えします。

 この大会に参加しようと思ったきっかけは、ドイツ語の発音や聞き取りが苦手だったからです。ドイツ語で書いてある「ハーメルンの笛吹き」を初めて見たときは、何が書いてあるのか、また、読み方がさっぱりわかりませんでしたが、練習を重ねるうちに少しずつ自分たちが上達していくのが実感できてとても嬉しかったです。
 大会はアットホームな雰囲気で、リラックスして話すことができました。発表するときはとても緊張しましたが、2週間練習してきたことを存分に出し切れたと思います。また、ドイツ語を長い間練習している方や幅広い年代の方々の発表を聴くことができ、とても刺激になりました。
 今は、12月の埼玉での大会に向けて練習しています。今回よりも良い成績を取れるように頑張りたいです。
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