平成29年度 シラバス
授業科目
コンピュータ応用システム
担当教員
岡田 久夫
開講期
前期
科目番号
121516
対象学年・学科・コース
5年 電気情報工学科
単位区分
同時開講
単位数
1単位
授業概要・授業方針
マイクロプロセッサを中核とし、周辺装置としてセンサ・アクチュエータを配したシステムにおいて、センサ・アクチュエータとのインターフェース技術、ディジタル信号処理技術について学ぶ。
到達目標
  1. マイクロコンピュータによる計測制御システムの構成と動作が理解できること
  2. アナログ信号の標本化、量子化について、その処理法が理解できること
  3. AD変換、DA変換の原理が理解できること
  4. ディジタル信号処理の基本的概念を理解できること
教科書
ビギナーズディジタル信号処理  中村尚吾著 東京電機大学出版局
参考書
なし
授業要目 到達目標
との対応
自己点検
1 基本的なインターフェース回路の構成(1)
2 基本的なインターフェース回路の構成(2)
3 移動平均の概念
4 センサとのインターフェース
5 アクチュエータとのインターフェース
6 簡単なディジタルシステムの例について 1,2,3,4
7 アナログ信号とディジタル信号 2
8 中間試験
9 試験返却と中間まとめ 1,2,3,4
10 標本化定理と折り返し雑音 2
11 DA変換の原理と構成(1) 3
12 DA変換の原理と構成(2) 3
13 AD変換の原理と構成(1) 3
14 AD変換の原理構成(2) 3
15 z変換の概念 4
16 期末試験
17 試験返却と総まとめ 2,3,4
到達達成度の指標(ルーブリック)
到達
目標
理想的なレベル(A)の目安 標準的なレベル(B)の目安 未到達なレベル(C)の目安 自己評価
1 計測・制御システムの原理・動作を理解し、基本的な回路の設計・解析ができる 計測・制御システムの原理を理解し、基本的な回路の動作を理解できる 計測・制御システムの構成と原理を理解できていない A・B・C
2 標本化、量子化について原理と処理法を理解し、基本的な回路の設計・解析に応用できる 標本化、量子化の原理、処理法を理解している 標本化、量子化の原理、処理法が理解できていない A・B・C
3 AD変換、DA変換の原理、動作について、実際の回路の動作に関連させて理解できる AD変換、DA変換の原理、基本的な回路構成を理解している AD変換、DA変換の原理、基本的な回路構成が理解できていない A・B・C
4 基本的なディジタル信号処理法を理解し、簡単な応用ができる ディジタル信号処理の基本原理を理解している ディジタル信号処理の基本原理が理解できていない A・B・C
到達度評価
定期試験80%、2回のノート提出と評価(課題評価を含む)を20%として、60%以上を合格とする。
履修上の注意
講義中の質問は歓迎するので、どんどん質問して授業に積極的に参加してほしい。
事前学習・自己学習・関連科目
コンピュータハードウェアやディジタル回路の知識を前提として講義を行うので、それらの理解に自信がない学生は、事前に復習しておく必要がある。
学習・教育目標
(生産工学・機械工学コース)
(生産工学・環境材料工学コース)
(生物応用化学)
(電子工学)