平成29年度 シラバス
授業科目
画像処理
担当教員
平野 雅嗣
開講期
通年
科目番号
121434
対象学年・学科・コース
4年 電気情報工学科
(情報工学コース)
単位区分

単位数
2単位
授業概要・授業方針
コンピュータでディジタル画像を扱うための、画像処理・認識・生成などの技術について、その基礎的な技術と応用例などを学ぶ。また、ビジュアル情報処理システムや画像符号化、ヒューマンインターフェースなどについても扱う。
到達目標
  1. ディジタル画像の構成や各種変換処理について理解できること
  2. コンピュータグラフィックスの生成法について理解できること
  3. 各種画像認識手法について説明できること
  4. ビジュアル情報処理システムについて理解できること
教科書
ビジュアル情報処理−CG・画像処理入門 (CG-ARTS協会)
参考書
ディジタル画像処理(CG-ARTS協会)
コンピュータグラフィックス(CG-ARTS協会)
授業要目 到達目標
との対応
自己点検
前期
1 ビジュアル情報処理とは 1,2
2 幾何学的モデル 1
3 光学的モデル 1
4 ディジタル画像 1
5 ヒストグラムと濃淡変換 1
6 空間フィルタリング 1
7 演習 1
8 中間試験
9 テスト返却
10 多面体の表現 2
11 曲線・曲面 2
12 ポリゴン曲面 2
13 レンダリングと隠面消去 2
14 シェーディング 2
15 演習 2
16 期末試験
17 テスト返却
後期 自己点検
1 シャドウイングと大域照明モデル 2
2 マッピング 2
3 アニメーション 2
4 アニメーション手法 3
5 2値画像処理 3
6 パターン処理 3
7 演習 3
8 中間試験
9 テスト返却
10 動画像処理 3
11 ディジタル画像と入出力 4
12 画像符号化 4
13 コンピュータとビジュアル情報処理システム 4
14 画像フォーマット 4
15 演習 4
16 期末試験
17 テスト返却
到達達成度の指標(ルーブリック)
到達
目標
理想的なレベル(A)の目安 標準的なレベル(B)の目安 未到達なレベル(C)の目安 自己評価
1 ディジタル画像の構成や各種変換処理について理解し、実際の画像に応用できる ディジタル画像の構成や各種変換処理について理解している ディジタル画像の構成や各種変換処理について理解しているが、その具体例を説明できない A・B・C
2 コンピュータグラフィックスの生成法について理解し、実際の画像に応用できる コンピュータグラフィックスの生成法について理解している コンピュータグラフィックスの生成法について理解しているが、その具体例を説明できない A・B・C
3 各種画像認識手法について理解し、実際の画像に応用できる 各種画像認識手法について説明できる 各種画像認識手法について理解しているが、その具体例を説明できない A・B・C
4 ビジュアル情報処理システムについて理解し、実際の画像に応用できる ビジュアル情報処理システムについて理解している ビジュアル情報処理システムについて理解しているが、その具体例を説明できない A・B・C
到達度評価
レポートや課題等の結果を20%、定期試験を80%として評価する。
履修上の注意
テレビ・映画・ゲーム産業などでなくてはならない技術となった各種画像処理・画像生成手法について学習します。CG-ARTS協会が実施する各種検定の受検に役立つ内容となっています。また、情報工学実験(5年)において画像処理関連の演習があるので、授業内容はしっかり復習しておいてください。
情報処理技術者試験関連科目。
事前学習・自己学習・関連科目
事前学習:数学・物理、関連科目:情報数学
学習・教育目標
(生産工学・機械工学コース)
(生産工学・環境材料工学コース)
(生物応用化学)
(電子工学)