平成29年度 シラバス
授業科目
電気法規
担当教員
大西 敏文
開講期
前期
科目番号
121423
対象学年・学科・コース
4年 電気情報工学科
(電気工学コース)
単位区分

単位数
1単位
授業概要・授業方針
電気関係の法律としてはどのようなものがあるか。また、これらの法律がなぜ必要であるかを示すとともに、電気事業法に基づく事業規制、保安規制、電気工作物の技術基準ならびに電気施設管理について学習する。
到達目標
  1. 電気事業法を中心に電気関係法規の概要を理解できること。
  2. 電気事業法の目的である事業規制と保安規制の概要を理解できること。
  3. 電気工作物の技術基準について、その主な規制の内容を理解できること。
  4. 電気施設管理について、その概要を理解できること。
教科書
改訂版 電気法規と電気施設管理  竹野正二著  東京電機大学出版局
参考書
絵とき 電気設備技術基準・解釈 電気設備技術基準研究会編 オーム社
授業要目 到達目標
との対応
自己点検
1 電気関係法規の体系、法律の必要性
2 電気事業の種類と特質
3 電気事業法の目的と事業規制
4 計量法、電源開発に関する法律
5 事業用電気工作物の保安
6 電気主任技術者資格の取得
7 一般用電気工作物の保安
8 中間試験
9 試験返却と復習 1,2
10 電気工事士法、電気用品安全法、電気工事業法 3
11 電気工作物の技術基準 基本事項 3
12 電気工作物の技術基準 発電所、変電所等の電気工作物 3
13 電気工作物の技術基準 電線路 3
14 電気工作物の技術基準 電気使用場所の施設 3
15 電気施設管理 4
16 期末試験
17 試験返却と総まとめ 1,2,3,4
到達達成度の指標(ルーブリック)
到達
目標
理想的なレベル(A)の目安 標準的なレベル(B)の目安 未到達なレベル(C)の目安 自己評価
1 電気事業法などの電気関係法規の概要と目的を説明できる。 電気事業法などの電気関係法規の概要を理解できる。 電気事業法などの電気関係法規の概要を理解できない。 A・B・C
2 事業規制と保安規制の概要と適用事例を説明できる。 事業規制と保安規制の概要を理解できる。 事業規制と保安規制の概要を理解できない。 A・B・C
3 電気工作物の技術基準と適用事例を説明できる。 電気工作物の技術基準について、主な内容を理解できる。 電気工作物の技術基準について、主な内容を理解できない。 A・B・C
4 電気施設管理について、概要を理解し、設備計算ができる。 電気施設管理について、概要を理解できる 電気施設管理について、概要を理解できない A・B・C
到達度評価
定期試験の成績を100%で評価する。
履修上の注意
この科目は電気主任技術者資格認定に必ず必要となる科目の一つである。将来、電気主任技術者の認定を受けようと考えている人は必ず修得してほしい。また電気工事士関連科目である。
事前学習・自己学習・関連科目
関連科目:電気機器A,B、電力工学A,B
学習・教育目標
(生産工学・機械工学コース)
(生産工学・環境材料工学コース)
(生物応用化学)
(電子工学)