| 授業科目 電子回路 |
担当教員 香川 福有 |
開講期 通年
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| 科目番号 121408 |
対象学年・学科・コース 4年 電気情報工学科 |
単位区分 選択必修 |
単位数 2単位 |
| 授業概要・授業方針
基礎電子回路で修得した電子回路素子、増幅回路の基礎知識に基づき、各種増幅回路や発振回路、変調・復調回路、直流・交流電源回路について学び、その基本的な原理及び電子回路に関する知識を身につけることを目標とする。
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到達目標
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| 授業要目 | 到達目標 との対応 |
自己点検 |
| 前期 |
| 1 | 演算増幅器（理想演算増幅器） | 1 | |
| 2 | 演算増幅器（反転増幅器・非反転増幅器・差動増幅回路） | 1 | |
| 3 | 演算増幅器（加算回路・減算回路・積分回路・微分回路） | 1 | |
| 4 | 電力増幅回路（A級増幅回路） | 2 | |
| 5 | 電力増幅回路（B級プッシュプル増幅回路） | 2 | |
| 6 | 電力増幅回路（SEPP回路） | 2 | |
| 7 | 電力増幅回路（C級増幅回路） | 2 | |
| 8 | 前期中間試験 | ||
| 9 | 発振回路（発振の条件・LC発振回路（3素子形（１）） | 3 | |
| 10 | 発振回路（発振の条件・LC発振回路（3素子形（２）） | 3 | |
| 11 | 発振回路（LC発振回路（同調形）） | 3 | |
| 12 | 発振回路（水晶発振回路） | 3 | |
| 13 | 発振回路（RC発振回路） | 3 | |
| 14 | 発振回路（ウィーンブリッジ形発振回路） | 3 | |
| 15 | 発振回路（PLL発振回路） | 3 | |
| 16 | 前期期末試験 | ||
| 17 | 試験返却、変調・復調回路（変調・復調の基礎） | 4 |
| 後期 | 自己点検 |
| 1 | 変調・復調回路（AM変調（DSB・SSB）） | 4 | |
| 2 | 変調・復調回路（搬送波抑圧変調回路） | 4 | |
| 3 | 変調・復調回路（AM変調からの復調） | 4 | |
| 4 | 変調・復調回路（FM変調とPM変調） | 4 | |
| 5 | 変調・復調回路（FM・PM変調回路） | 4 | |
| 6 | 変調・復調回路（FM・PM復調回路１） | 4 | |
| 7 | 変調・復調回路（FM・PM復調回路２） | 4 | |
| 8 | 後期中間試験 | ||
| 9 | 電源回路（半波整流回路） | 5 | |
| 10 | 電源回路（リプル含有率、電圧変動率、整流効率） | 5 | |
| 11 | 電源回路（全波整流回路） | 5 | |
| 12 | 電源回路（平滑回路） | 5 | |
| 13 | 電源回路（直流安定化電源） | 5 | |
| 14 | 電源回路（電力変換装置） | 5 | |
| 15 | 電源回路（無停電電源） | 5 | |
| 16 | 学年末試験 | ||
| 17 | 試験返却、復習 |
| 到達達成度の指標（ルーブリック） |
| 到達 目標 |
理想的なレベル（Ａ）の目安 | 標準的なレベル（Ｂ）の目安 | 未到達なレベル（Ｃ）の目安 | 自己評価 |
| 1 | 演算増幅器を用いた加算回路・減算回路・積分回路・微分回路の計算ができる | 演算増幅器を用いた反転増幅器・非反転増幅器・差動増幅回路の計算ができる | 演算増幅器を用いた反転増幅器・非反転増幅器・差動増幅回路の計算ができない | Ａ・Ｂ・Ｃ |
| 2 | A,B,C級増幅回路の原理を理解している | A,B級増幅回路の原理を理解しているが、C級増幅器の原理は理解していない | A,B級増幅回路の原理を理解していない | Ａ・Ｂ・Ｃ |
| 3 | RC発振回路、同調形発振回路の原理を理解している | 3素子形発振回路の原理を理解しているが、RC発振回路の原理は理解していない | 3素子形発振回路の原理を理解していない | Ａ・Ｂ・Ｃ |
| 4 | 変調器、復調器の原理を理解している | AM,FM変調器の原理を理解しているが、復調器の原理は理解していない | AM,FM変調器の原理を理解していない | Ａ・Ｂ・Ｃ |
| 5 | 整流器の原理を理解し、リプル含有率、電圧変動率、整流効率の計算ができる | 整流回路の原理を理解しているが、リプル含有率、電圧変動率、整流効率の計算ができない | 整流回路の原理を理解していない | Ａ・Ｂ・Ｃ |
| 到達度評価
定期試験60%、課題あるいは小テスト40%で評価する。
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| 履修上の注意
暗記や現象論だけでなく、自ら数式を建てて物理的に理解することが重要である。また、授業は先生からの一方通行ではなく、疑問に思ったことはその場で質問、議論して、クラス全体で向上する雰囲気が重要である。第一級陸上特殊無線技士、電気主任技術者関連科目である。 |
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| 事前学習・自己学習・関連科目
事前学習：基礎電子回路の内容を復習しておくこと 関連科目：基礎電子回路、基礎半導体工学、回路理論、電波工学、通信機器、電波法規 |
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学習・教育目標
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