平成29年度 シラバス
授業科目
電気情報実習A
担当教員
和田 直樹・横山 隆志
開講期
通年
科目番号
121105
対象学年・学科・コース
1年 電気情報工学科
単位区分
必修
単位数
1単位
授業概要・授業方針
種々の電子装置の製作を通して、装置や回路の加工・組立技術を修得する。
センサーなどの電子素子・部品の機能に関する知識を修得する。プログラミングに必要な基礎知識を修得する。
この授業では、学生をA,Bの2グループに分け、「電気情報基礎演習」とタイアップして行う。すなわち、グループAがこの科目を2時間受講している間、Bグループは「電気情報基礎演習」を受講し、翌週交代し、2週間で1サイクルとする授業形態を基本とする。
到達目標
  1. 電子工作に必要な道具の名前と使用法を習得する。
  2. 簡単な電気回路の接続ができるようになる。
  3. IC,トランジスタ、抵抗、コンデンサなどの名前とピン接続が理解できる。
  4. プログラミング言語を使ってロボットを動かす簡単なプログラムができるようになる。
教科書
電気情報実習A指導書  
電子工作の素 後閑哲也 技術評論社
参考書
なし
授業要目 到達目標
との対応
自己点検
前期
1 道具の使い方1 (Aグループ) 1
2 道具の使い方1 (Bグループ) 1
3 道具の使い方2 (Aグループ) 1
4 道具の使い方2 (Aグループ) 1
5 ラジオの作成1(Aグループ) 123
6 ラジオの作成1(Bグループ) 123
7 ラジオの作成2(Aグループ) 123
8 ラジオの作成2(Bグループ) 123
9 ラジオの作成3(Aグループ) 123
10 ラジオの作成3(Bグループ) 123
11 モータの作成1(Aグループ) 123
12 モータの作成1(Bグループ) 123
13 モーターの作成2(Aグループ) 123
14 モーターの作成2(Bグループ) 123
15 期末試験(A,Bグループ)
16 夏休み工作発表会(A,Bグループ) 123
後期 自己点検
1 カウンターの作成1(Aグループ) 123
2 カウンターの作成1(Bグループ) 123
3 カウンターの作成2(Aグループ) 123
4 カウンターの作成2(Bグループ) 123
5 カウンターの作成3(Aグループ) 123
6 カウンターの作成3(Bグループ) 123
7 ロボットプログラミング実習1 (Aグループ) 4
8 ロボットプログラミング実習1 (Bグループ) 4
9 ロボットプログラミング実習2 (Aグループ) 4
10 ロボットプログラミング実習2 (Bグループ) 4
11 ロボットプログラミング実習3 (Aグループ) 4
12 ロボットプログラミング実習3 (Bグループ) 4
13 ロボットプログラミング実習4 (Aグループ) 4
14 ロボットプログラミング実習4 (Bグループ) 4
15 期末試験 (A,Bグループ)
16 競技と発表会 (A,Bグループ) 4
到達達成度の指標(ルーブリック)
到達
目標
理想的なレベル(A)の目安 標準的なレベル(B)の目安 未到達なレベル(C)の目安 自己評価
1 電子工作に必要な道具を正しく選択して工作を行える 電子工作に必要な道具の使用方法がわかる 電子工作に必要な道具の名前がわかる A・B・C
2 簡単な電気回路の接続が過不足無く正しく行える 自由基板やブレッドボードに動作する回路が組める 与えられた基板に正確に部品の取り付けが行える A・B・C
3 IC,トランジスタ、抵抗、コンデンサなどの接続が理解できる IC,トランジスタ、抵抗、コンデンサなどの各ピンの役割がわかる IC,トランジスタ、抵抗、コンデンサなどの名前がわかる A・B・C
4 プログラミング言語を使ってロボットを動かす簡単なプログラムができる プログラム例を参考に応用できる プログラミング環境を使うことが出来る A・B・C
到達度評価
課題提出物(40%)、報告書(30%)、試験と受講態度(30%)で評価する。
履修上の注意
この授業では多くの道具を使うので事故防止に心がけること。
また、ものづくり、プログラミングに関する重要な基礎科目である。
電気やコンピュータの基礎について、今まで学んだことをしっかりと理解した上で機器や素子の利用方法を学んでください。
事前学習・自己学習・関連科目
中学校の理科や技術で学んだ知識を元に電気・情報に関する実習を行います。
電気回路やプログラミングの知識を実践しますので中学時代の知識の見直しと共に
専門授業の内容理解に努め目の前で起こった事象を理解できるように努めてください。