平成29年度 シラバス
授業科目
通信工学概論
担当教員
岡田 久夫
開講期
後期
科目番号
130418
対象学年・学科・コース
4年 電子制御工学科
単位区分

単位数
1単位
授業概要・授業方針
講義形式で教科書、プリントを用いて板書を中心に進める。陸上無線技術士の過去問などの演習も盛り込んだ形で授業を行う。
到達目標
  1. アナログ変調の基礎、およびそれに関連した基本装置構成が理解できていること。
  2. ディジタル変調の基礎が理解できており、各種変調方式の時間波形や振幅位相図があらわせること。
  3. 電波伝搬の基礎や無線の特徴であるフェージングが理解できていること。
教科書
無線従事者養成課程用 標準教科書 
第1級陸上特殊無線技術士  無線工学
参考書
なし
授業要目 到達目標
との対応
自己点検
1 アナログ信号の変調(振幅変調、周波数変調)と無線送受信装置の概要 1
2 ディジタル信号の変調(ASK,PSK,QAM) 2
3 ディジタル信号の変調(PCM) 2
4 ディジタル信号の復調 2
5 ディジタル信号の復調 2
6 通信における各種の擾乱、雑音 1,2
7 通信における各種の擾乱、雑音 1,2
8 中間試験
9 中間試験返却 これまでの授業まとめ 1,2
10 通信系の評価、誤り率、アイパターン 2
11 電波伝搬 3
12 電波伝搬 3
13 各種フェージングとその対策技術 3
14 各種フェージングとその対策技術 3
15 各種アンテナとその特性概要 3
16 期末試験
17 期末試験返却 授業まとめ 1,2,3
到達達成度の指標(ルーブリック)
到達
目標
理想的なレベル(A)の目安 標準的なレベル(B)の目安 未到達なレベル(C)の目安 自己評価
1 アナログ変調の基礎、およびそれに関連した基本装置構成が理解できている アナログ変調の基礎、およびそれに関連した基本装置構成を挙げることができる アナログ変調の基礎、およびそれに関連した基本装置構成を挙げることができない A・B・C
2 ディジタル変調の基礎が理解できており、各種変調方式の時間波形や振幅位相図があらわせる ディジタル変調の基礎が理解できている ディジタル変調の基礎が理解できていない A・B・C
3 電波伝搬の基礎や無線の特徴であるフェージングが理解できている 電波伝搬の基礎について挙げることができる 電波伝搬の基礎や無線の特徴であるフェージングが理解できていない A・B・C
到達度評価
定期試験 80%, 課題として与えられた演習問題に対する評価 20%
履修上の注意
この科目の内容理解を深めながら無線関連の資格試験にもチャレンジして欲しい。
事前学習・自己学習・関連科目
演習問題をこなしながら理解を深めること。電子回路2の内容と関連する。数学の三角関数や確率の内容に習熟しておくこと。
学習・教育目標
(生産工学・機械工学コース)
(生産工学・環境材料工学コース)
(生物応用化学)
(電子工学)