| 授業科目 電気電子実験2 |
担当教員 福田京也・城戸隆・田中大介 |
開講期 通年
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| 科目番号 130311 |
対象学年・学科・コース 3年 電子制御工学科 |
単位区分 必修 |
単位数 3単位 |
| 授業概要・授業方針
電気回路、電子回路、電気基礎などで学習する基礎知識を、実験を通じて実際に確認して、理解を深める。また、これらの実験を進めるために必要なオシロスコープ、電子電圧計、波形発生器など、実験機材の扱い方についても実習するとともに、いろいろの実験でも活用しながら扱い方を習熟することを目標とする。この実験を通じて、実験の進め方の基本、報告書のまとめ方、発表の仕方や発表のためのマルチメディア機器の活用などについても身につけ、プレゼンテーション能力の向上を目的も、併せて目標とする。
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到達目標
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| 授業要目 | 到達目標 との対応 |
自己点検 |
| 前期 |
| 1 | 実験・実習について（解説） | 1,2 | |
| 2 | オシロスコープ、発振器、電子電圧計の使い方（実験） | 1,2,3 | |
| 3 | 交流回路の復習、交流電力（解説） | 1,2 | |
| 4 | RC直列回路の特性（実験） | 1,2,3 | |
| 5 | RC直列回路の特性（発表) | 4 | |
| 6 | RL直列回路の特性（実験） | 1,2,3 | |
| 7 | RL直列回路の特性（発表) | 4 | |
| 8 | 直列共振回路（RLC直列回路）の特性（実験） | 1,2,3 | |
| 9 | 直列共振回路（RLC直列回路）の特性（発表) | 4 | |
| 10 | ダイオードとトランジスタ（解説） | 1,2 | |
| 11 | ダイオードの特性（実験） | 1,2,3 | |
| 12 | ダイオードの特性（発表) | 4 | |
| 13 | トランジスタの静特性（実験） | 1,2,3 | |
| 14 | トランジスタの静特性（発表） | 4 | |
| 15 | 実験の復習とレポートの確認 | 1,2,4 |
| 後期 | 自己点検 |
| 1 | 直流負荷線・交流負荷線の特性（解説） | 1,2 | |
| 2 | 直流負荷線・交流負荷線の特性（実験） | 1,2,3 | |
| 3 | 直流負荷線・交流負荷線の特性（発表） | 4 | |
| 4 | エミッタ接地増幅回路とその周波数特性（実験） | 1,2,3 | |
| 5 | エミッタ接地増幅回路とその周波数特性（発表） | 4 | |
| 6 | ディジタル回路の基本動作（実験） | 1,2,3 | |
| 7 | ディジタル回路の基本動作（発表） | 4 | |
| 8 | コンデンサとトランジスタ発振回路の特性（解説） | 1,2 | |
| 9 | コンデンサとトランジスタ発振回路の特性（実験） | 1,2,3 | |
| 10 | コンデンサとトランジスタ発振回路の特性（発表） | 4 | |
| 11 | マイコンによる電子機器の制御（１）（実験） | 1,2,3 | |
| 12 | マイコンによる電子機器の制御（１）（発表） | 4 | |
| 13 | マイコンによる電子機器の制御（２）（実験） | 1,2,3 | |
| 14 | マイコンによる電子機器の制御（２）（発表） | 4 | |
| 15 | 実験の復習とレポートの確認 | 1,2,4 |
| 到達達成度の指標（ルーブリック） |
| 到達 目標 |
理想的なレベル（Ａ）の目安 | 標準的なレベル（Ｂ）の目安 | 未到達なレベル（Ｃ）の目安 | 自己評価 |
| 1 | 実験目的・原理を理解し、教員に適宜質問しながら適切な機器を選定し正しい手順で実験を行うことができる | 実験目的・原理を理解し、実験テキストに基づいて正しい手順で実験を行うことができる | 正しい手順で実験を行うことができない | Ａ・Ｂ・Ｃ |
| 2 | 測定装置の使用法、電子部品の基本特性を理解し、正しく使用することができる | 測定装置や電子部品を正しく使用することができる | 測定装置や電子部品を正しく使用することができない | Ａ・Ｂ・Ｃ |
| 3 | グループ内で役割分担しながら、他者と協力して実験に取り組むことができる | 他者と協力して実験に取り組むことができる | 他者と協力して実験に取り組むことができない | Ａ・Ｂ・Ｃ |
| 4 | 実験結果を客観的に整理・分析し、レポートにまとめ、他者に報告・発表することができる | 実験結果とそれに対する検討をレポートにまとめ、他者に報告・発表することができる | 実験結果とそれに対する検討をレポートにまとめることができない | Ａ・Ｂ・Ｃ |
| 到達度評価
報告書（内容、提出状況） 80%、予習状況、口頭試問、実験中の態度 20% で評価する。
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| 履修上の注意
すべての実験を行い、すべてのレポート（実験報告書）を提出すること。未実験、未提出が1件でもあれば、評価は不可となる。やむを得ず欠席の場合は、再実験を申し出ること。報告書の提出期限は、一週間以内とする。実験に積極的に参加し、班員同士で協力すること。各班2人の小人数班を構成して2つのグループに分け、予習内容の発表質疑、実験、実験後質疑を1週ずらせて並列的に進行させる。予習内容、実験内容についての質疑応答は、1グループ全員出席のもと、予習内容についてのメモ、提出された報告書をもとに、マルチメディア機器を使用して行い、プレゼンテーション能力を養う。
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| 事前学習・自己学習・関連科目
「授業内容」に対応する教科書および配布プリントの内容を事前に読んでおくこと。また、前回の実験の記録ノートをよく復習しておくこと。本科目の理解には、数学、物理の基礎的な素養を必要とする。内容は電子回路１、電気回路２、デジタル回路２と連携しており、電子制御実験１，２のための基礎となる。
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