平成29年度 シラバス
授業科目
情報処理1
担当教員
占部 弘治
開講期
後期
科目番号
130103
対象学年・学科・コース
1年 電子制御工学科1年
単位区分

単位数
1単位
授業概要・授業方針
 コンピュータなどの情報機器を用いて問題を解決するために必要となる科学的・技術的な基礎知識を学ぶ。演算・制御処理装置を内蔵して通信機能をもつ情報機器を正しく扱うために、動作原理・基本概念を知ってコンピュータのハードウェア基本構成、ソフトウェアに関する簡単な分類、内容およびネットワークのしくみを理解する。また、さまざまな情報をディジタル表現する基本方法を習得する。さらに、簡単な課題についての情報処理をフローチャートで理解したり表現できることが目標である。
到達目標
  1. コンピュータのハードウェア、ソフトウェアおよび情報通信ネットワークの基本を理解できること。
  2. コンピュータで問題解決するアルゴリズムとフローチャートの基礎を表現できること。
教科書
ネットワーク社会における情報の活用と技術  ICT基礎教育研究会著 実教出版
参考書
なし
授業要目 到達目標
との対応
自己点検
1 コンピュータの基本構成と動作 1
2 ハードウェア 1
3 ソフトウェア 1
4 情報のディジタル表現 1
5 情報のディジタル表現の演習 1
6 問題解決の方法論 2
7 コンピュータを利用した問題解決と演習 2
8 後期中間試験
9 プログラミングの基礎 2
10 プログラミング 2
11 プログラミングの演習 2
12 フローチャートの作成 2
13 フローチャートに基づくプログラミングの演習 2
14 情報通信ネットワーク 1
15 情報通信ネットワークの演習 1
16 学年末試験
17 試験返却・解説・復習
到達達成度の指標(ルーブリック)
到達
目標
理想的なレベル(A)の目安 標準的なレベル(B)の目安 未到達なレベル(C)の目安 自己評価
1 コンピュータのハードウェア、ソフトウェアおよび情報通信ネットワークについて理解して、説明することができる コンピュータのハードウェア、ソフトウェアおよび情報通信ネットワークについて理解している コンピュータのハードウェア、ソフトウェアおよび情報通信ネットワークについて理解していない A・B・C
2 基礎的な問題について、フローチャートを使って自ら考えたアルゴリズムを記述でき、それに基づきプログラムを作成することができる 基礎的な問題について、フローチャートを使って与えられたアルゴリズムを記述でき、それに基づきプログラムを作成することができる 基礎的な問題について、フローチャート使ってアルゴリズムが記述できず、それに基づいたプログラムを作成することができない A・B・C
到達度評価
定期試験:70%、提出物と演習課題:30% で評価する。
履修上の注意
先ずはコンピュータのハードウエア、ソフトウエアおよびネットワークのしくみに関する基礎知識を身につけてほしい。論理的な思考を行う第一歩としてディジタル情報の扱い方を学び、問題解決のための情報処理を理解しよう。
事前学習・自己学習・関連科目
【事前学習】情報リテラシーで学習する演習室のPC、インターネットの取り扱いについては十分学習しておくことが必要である
【自己学習】授業時間外でも演習室が使える状況にあればいつでも、いつでも自主的に実施してよい。また自分のPCに実行環境を構築して実施してもかまわない。
【関連科目】情報リテラシー、ディジタル回路、情報処理、情報基礎実習、電子計算機、情報工学