平成29年度 シラバス
授業科目
ソフトコンピューティング
担当教員
加藤 茂
開講期
前期
科目番号
620131
対象学年・学科・コース
1年 電子工学専攻
単位区分
選択必修
単位数
2単位
授業概要・授業方針
複雑な問題を厳密に分析して解決しようとするハードコンピューティングと逆の概念としてソフトコンピューティングという考え方がある。本講義ではソフトコンピューティングで広く利用されているファジィ理論の基礎を学習する。
到達目標
  1. ファジィ集合の基礎について理解していること
  2. ファジィ集合同士の演算について理解していること
  3. ファジィ推論の考え方を理解していること
教科書
ファジィ工学入門 本多中二、大里有生 海文堂出版
参考書
なし
授業要目 到達目標
との対応
自己点検
1 ガイダンス
2 ファジィ理論とは
3 集合の定義や演算
4 ファジィ集合の定義や演算
5 αカット集合
6 関係と写像
7 ファジィ関係
8 中間試験
9 拡張原理
10 ファジィ数の演算
11 三角形ファジィ数
12 ファジィ論理の基本的性質
13 ファジィ推論
14 PID制御とファジィ制御の違い
15 ファジィ制御
16 期末試験
17 試験返却と総まとめ
到達達成度の指標(ルーブリック)
到達
目標
理想的なレベル(A)の目安 標準的なレベル(B)の目安 未到達なレベル(C)の目安 自己評価
1 ファジィ集合の複雑な演算ができる ファジィ集合の単純な演算ができる ファジィ集合の演算ができない A・B・C
2 ファジィ集合同士の複雑な演算ができる ファジィ集合同士の単純な演算ができる ファジィ集合同士の演算ができない A・B・C
3 ファジィ推論の複雑な問題を解くことができる ファジィ推論の単純な問題を解くことができる ファジィ推論の問題を解くことができない A・B・C
到達度評価
定期試験の成績を80%、課題演習および小テストなどの結果を20%とし、総合的に評価する。
履修上の注意
事前学習・自己学習・関連科目
集合論の理解が必要である。またPID制御についてある程度理解していることが望ましい。
学習・教育目標
(生産工学・機械工学コース)
(生産工学・環境材料工学コース)
(生物応用化学)
(電子工学)