平成29年度 シラバス
授業科目
問題解決グループ演習
担当教員
皆本 佳計、内藤 出
開講期
前期
科目番号
620004
対象学年・学科・コース
1年 電子工学専攻
単位区分
必修
単位数
2単位
授業概要・授業方針
 与えられた課題を解決するには、事実の把握、本質的な問題点の発見、導かれた仮説の検証、事実だけに基づいた最適な解決策の立案、計画的に実行できる能力が必要である。本授業では、問題解決能力に必要な手法・スキルを、講義とケーススタディによるグループ演習を通して実践的に学ぶ。
到達目標
  1. 問題解決の基本プロセスを理解する。
  2. 問題解決に必要な情報収集能力を身につける。
  3. 論理的に思考を進めるための手法・ツールの使い方を身につける。
  4. 得られたデータ、導かれた仮説の検証ができる。
  5. 問題解決策の立案・実行計画が建てられる。
  6. グループ内・グループ間でのコミュニケーションを取りながら、問題解決のプロセスを円滑に行うことができる。
教科書
プリント
参考書
実戦!問題解決法  大前研一・斎藤顕一 著  小学館
問題解決の発想と表現  東千秋・柴山盛生他 著  放送大学教育振興会
授業要目 到達目標
との対応
自己点検
1 序論(問題解決とは) 1
2 問題解決演習 1
3 情報の収集と整理統合 2
4 情報収集・分析演習 2
5 論理的に思考を進めるための手法・ツール 3
6 スケジュールの管理 5
7 演習 1,2,3
8 得られたデータ、導かれた仮説の検証 4
9 問題解決策の立案 5
10 プレゼンテーションと交渉  6
11 総合事例演習(第1回) 1,2,3,4,5,6
12 総合事例演習(第2回) 1,2,3,4,5,6
13 総合事例演習(第3回) 1,2,3,4,5,6
14 総合事例演習(第4回) 1,2,3,4,5,6
15 総合事例演習(第5回) 1,2,3,4,5,6
16 総合事例演習(事例発表会) 1,2,3,4,5,6
17 総合事例演習の総括 1,2,3,4,5,6
到達達成度の指標(ルーブリック)
到達
目標
理想的なレベル(A)の目安 標準的なレベル(B)の目安 未到達なレベル(C)の目安 自己評価
1 問題解決の基本プロセスを理解し、応用することができる。 問題解決の基本プロセスを理解する。 問題解決の基本プロセスを理解できない。 A・B・C
2 問題解決に必要な情報収集能力を身につけ、使いこなすことができる。 問題解決に必要な情報収集能力を身につける。 問題解決に必要な情報収集能力を身につけられない。 A・B・C
3 論理的に思考を進めるための手法・ツールの使い方を身につけ、使いこなすことができる。 論理的に思考を進めるための手法・ツールの使い方を身につける。 論理的に思考を進めるための手法・ツールの使い方を身につけられない。 A・B・C
4 いかなる場合も、得られたデータ、導かれた仮説の検証ができる。 得られたデータ、導かれた仮説の検証ができる。 得られたデータ、導かれた仮説の検証ができない。 A・B・C
5 いかなる問題に対しても、解決策の立案・実行計画が建てられる。 問題解決策の立案・実行計画が建てられる。 問題解決策の立案・実行計画が建てられない。 A・B・C
6 グループ内・グループ間でのコミュニケーションを取りながら、問題解決のプロセスを円滑に行うことができる。 グループ内・グループ間でのコミュニケーションを取りながら、問題解決のプロセスを行うことができる。 グループ内・グループ間でのコミュニケーションを取りながら、問題解決のプロセスを行うことができない。 A・B・C
到達度評価
講義時にはレポート課題を課し評価する。グループ演習においては、グループごとの発表内容で評価する。また、各人の課題への取り組み方も評価対象になる。レポートとグループ演習成果(各個人の課題への取り組み姿勢を含む)を基に総合的に評価する。
授業の欠席回数が1/4を超えた場合は、原則として単位を認定しない。
履修上の注意
 問題解決能力は講義を聴くだけでは身に付かない。最初は慣れない演習であるため、誰もが失敗を重ねると思われるが、積極的に演習に取り組めば、失敗経験が実のあるものになり、次回にはより良いアイデアを思いつくようになる。問題解決能力を身につけておけば、システムデザイン工学演習や特別研究の過程で問題が生じても、自らの力で解決できるようになる。
(事前学習・関連科目)
問題の本質を見抜き解決策を建てるには、幅広い知識も必要である。即ち、本科卒業までに学んだすべての科目に関連する。特に卒業研究の取り組みを授業が始まるまでに復習しておいてもらいたい。
事前学習・自己学習・関連科目
 問題解決能力は講義を聴くだけでは身に付かない。最初は慣れない演習であるため、誰もが失敗を重ねると思われるが、積極的に演習に取り組めば、失敗経験が実のあるものになり、次回にはより良いアイデアを思いつくようになる。問題解決能力を身につけておけば、システムデザイン工学演習や特別研究の過程で問題が生じても、自らの力で解決できるようになる。
(事前学習・関連科目)
問題の本質を見抜き解決策を建てるには、幅広い知識も必要である。即ち、本科卒業までに学んだすべての科目に関連する。特に卒業研究の取り組みを授業が始まるまでに復習しておいてもらいたい。
学習・教育目標
(生産工学・機械工学コース)
(生産工学・環境材料工学コース)
(生物応用化学)
(電子工学)