平成27年度 シラバス
授業科目 担当教員 開講期
法学 芥川 祐征 通年
科目番号 対象学年 履修上の注意 単位数
104220 5年 全学科 同時開講 2単位
授業概要
本授業は,受講者が法学の基礎的な知識を修得した上で,現代日本にみられる市民生活および経済社会上の問題について対処する技能と,それらの諸課題について明確な根拠をもとに論じるための技能を修得することを目的とする。
生物応用化学科は選択必修科目です。
  到達目標
   1. 法学の基礎的な理論と概念について理解している。
   2. 現代日本における諸法律の法文の意味を理解している。
   3. 現代日本における諸法律の社会的な作用について理解している。
   4. 市民生活および経済社会上の問題について対処することができる。
   5. 市民生活および経済社会上の諸課題について論述することができる。
教科書
池田真朗・犬伏由子・野川忍・大塚英明・長谷部由起子『法の世界へ』(第6版)有斐閣アルマ,2014
参考書
末川博『法学入門』(第6版補訂版)有斐閣双書,2014
現代法入門研究会編『現代法入門』三省堂,2010
南野森編『ブリッジブック 法学入門』(第2版)信山社,2013
授業の進め方
 講義形式で行う。講義内容についてはプリントアウトして配布する。
授業内容
前期 自己点検 後期 自己点検
1 法と法学 1 循環型社会における環境保護
2 法の発展と歴史 2 情報と名誉毀損・プライバシー
3 法律と法体系 3 著作権保護と表現の自由
4 裁判制度(民事裁判・刑事裁判)の基準 4 法の解釈と社会
5 近代国家と憲法の成立 5 法律案の作成と立法過程
6 基本的人権の保障 6 行政による法律の運用と地方自治
7 権力分立と安全保障法制 7 法律専門職と検察官の職務
8 中間試験 8 中間試験
9 市民生活における契約の自由 9 裁判所の構成と裁判官の職務
10 高齢化社会における家族関係 10 民事訴訟の構造と裁判外紛争処理(ADR)
11 犯罪と刑罰 11 現代型訴訟としての行政訴訟制度
12 損害賠償と民事責任・刑事責任 12 犯罪・非行の処理過程
13 経済活動と消費者の権利 13 法使用と政策形成
14 労働者の権利 14 法による社会変動
15 期末試験 15 期末試験
成績評価の方法
試験80% 提出課題20%
学生へのメッセージ(事前学習・関連科目・履修上の注意等)
 事前学習:各時の講義題目について定義を調べておくこと。
関連科目:地理,歴史1,歴史2,倫理,政治経済
履修上の注意:提出課題(小論文)についても評価の対象とするので,新聞やニュースに対して,自分の主張をもつように習慣づけること。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
D-1 D-1 D-1 D-3