平成27年度 シラバス
授業科目 担当教員 開講期
国語3 阿部 博臣・内田 泉・辻本 恭子 通年
科目番号 対象学年 履修上の注意 単位数
101130 3年 全学科 2単位
授業概要
本講義では現代文読解能力のさらなる充実を図るとともに、論理的に考え、表現する能力を獲得させる。また、これを通して日本語や日本文化についての教養を身につけることを目標とする。
  到達目標
   1. 評論文の確かな読解力を身につけ、要約文を書くことができる。
   2. 小説を読み、自分の感想、考えを持ち、表現することができる。
教科書
高等学校 現代文B (第一学習社)
配布プリント
参考書
カラーワイド新国語要覧  (大修館書店)
授業の進め方
教科書にある小説と評論の読解を中心とし、授業中の質問を多くして、学生が自分の意見を積極的に述べるようにする。また、「意見文」や「感想」を書くことで、表現力を養う。
授業内容
前期 自己点検 後期 自己点検
1 評論 手の変幻(清岡卓行) 1 評論 連帯という言葉の意味(内山節) 
2 評論 手の変幻(清岡卓行) 2 評論 連帯という言葉の意味(内山節)
3 小説 山月記(中島敦)  3 評論 連帯という言葉の意味(内山節)
4 小説 山月記(中島敦) 4 小説 タオル(重松清)
5 小説 山月記(中島敦) 5 小説 タオル(重松清)
6 小説 山月記(中島敦) 6 小説 タオル(重松清)
7 小説 山月記(中島敦) 7 小説 タオル(重松清)
8 中間試験 8 中間試験
9 詩  わたしが一番きれいだったとき(茨木のり子) 他  9 評論 句を切る(長谷川櫂)
10 詩  わたしが一番きれいだったとき(茨木のり子) 他 10 評論 句を切る(長谷川櫂)
11 評論 トランス・サイエンスの時代(村上陽一郎) 11 評論 「である」ことと「する」こと(丸山真男)
12 評論 トランス・サイエンスの時代(村上陽一郎) 12 評論 「である」ことと「する」こと(丸山真男)
13 評論 トランス・サイエンスの時代(村上陽一郎) 13 評論 「である」ことと「する」こと(丸山真男)
14 評論 トランス・サイエンスの時代(村上陽一郎) 14 評論 「である」ことと「する」こと(丸山真男)
15 期末試験 15 期末試験
成績評価の方法
定期試験(80%)と平常の学習活動(提出物等20%)で評価する。
学生へのメッセージ(事前学習・関連科目・履修上の注意等)
事前に本文に目を通しておくこと。国語1、2より高度な現代文を読む。読解力に磨きをかけるため、主体的に授業に参加し、しっかりと考え、積極的に発言してほしい。平常点になる提出物は必ず提出すること。授業をきっかけに自身の読書の多様化を図り、読書量を増やして欲しい。