平成27年度 シラバス
授業科目 担当教員 開講期
科学技術表現演習 高橋知司・平尾桂一 前期
科目番号 対象学年 履修上の注意 単位数
610033 1年生産工学専攻 
(環境材料工学コ−ス)
必修 1単位
授業概要
論理的な文章構成および明快な文章表現方法について学ぶ。また、講義に加え、演習を行い、身につける。

  到達目標
   1. 論旨をもった文章表現ができる
   2. 明快な文章表現方法を理解し、記述できる
   3. 論理的で正確な文章を構成することができる 
教科書
理科系の論文作法 高木隆司 著 (丸善)
参考書
たった400字で説得できる文章術 樋口裕一 著 (幻冬舎)
レポートの組み立て方 若林敦 著 (朝倉書店)
日本語文章力 渡辺富美雄 著 (かんき出版)
問題解決力を鍛えるトレーニングブック 奈良井安 著 (かんき出版)
「超」勉強法・実践編 野口悠紀 著 (講談社文庫)
日本語の作文技術 本多勝一 著 (朝日文庫)
上手な文章が面白いほど書ける本 瀬下恵介 著 (中経出版)
授業の進め方
文章構成や表現方法について講義を行う。また、適宜、毎回テーマに沿った150字程度の文章を書く。また、与えられた課題について家庭学習において文章を書く。指導教員はそれらの文章に対して添削を加えながら、解説・講義を行なう。
授業内容
自己点検 
1 ガイダンス 
2 論文とは何か1 
3 論文とは何か2
4 論文の構成法1
5 論文の構成法2
6 論文の構成法3
7 日本語の作文技術1
8 日本語の作文技術2
9 日本語の作文技術3
10 日本語の作文技術4
11 日本語の作文技術5
12 論文の推敲1
13 論文の推敲2
14 発表の方法と心得1
15 発表の方法と心得2
成績評価の方法
レポート(提出物)100%。なお、授業の欠席回数が1/4を超えた場合は、原則として単位を認定しない。
学生へのメッセージ(事前学習・関連科目・履修上の注意等)
事前学習:本科科目「卒業研究」で提出されたその報告書をもう一度、推敲しよう。本科目は課題についての論述であり、継続した日々の文章を読む・書く行為が大切である。従って、国語4などの一般科目の復習も必要である。
履修上の注意:「書く能力」の向上には、その時間を意識的に増やすと共に、書くための学習が不可欠だと考える。また、「考えること」とは、書く行動を伴うことで、深く多方面から考えることができる。そこで、本授業では、講義時間内および自宅において自らの手を使って(自筆で)書くということを行う。
 さらに、書くべき内容を理解し、纏めていないと、その内容を有効に表現したプレゼンテ−ションが出来ない。従って、与えられた課題について考えて、理解し、纏めて書くという一連の活動のトレーニングを繰り返し行おう。実験や研究の報告書を書くことは、専攻科の学習においても、また、将来、専門的な仕事に就いてからも、極めて必要なものである。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
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