平成26年度 シラバス
授業科目 担当教員 開講期
創造設計製作 鎌田慶宣、平田傑之 通年
科目番号 対象学年 履修上の注意 単位数
110414 4年 機械工学科 必修 4単位
授業概要
新しい機械(装置)をつくりだすためには、要求される性能や機械の目的(機能)を明確にし、それらを実現するために、学んだことを応用したり、機能や構造を考案する創造性が要求される。さらに、設計製図に関する知識や学んだ基礎知識を生かして、アイデアを具現化することが必要である。本授業では、与えられた課題を基に、グループごとにアイデアの創出から設計・図面の作成までを行う。
  到達目標
   1. 課題を通じてグループでプロジェクト学習を行い、チーム内でコミュニケーションを図ることができる
   2. 機能を発揮するためのアイデアを盛り込むことができる
   3. 計画を立て、計画通りに実行できる
   4. これまでに学んだ基礎知識や技術を用いて設計、製図を行うことができる
   5. 自分の考え(設計・機能・機構など)を聞き手にわかりやすくプレゼンテーションができる
   6. 実施した内容を報告書にまとめることができる
教科書
プリント
参考書
Pro/ENGINEER による実践3次元CADテキスト 上智大学設計製図教育研究会 (日刊工業新聞社)
Pro/Engineer Wild Fire 5.0 CAD演習用テキスト(第1版 平成21年度) 技術室
授業の進め方
グループでアイデアを創出し、企画仕様(目標寸度、質量、性能)と構想を経て概念設計を行う。機構と構造を3次元CADで作成し、組み立てる。その後、企画仕様に基づく検証を行うことで、設計改善の方向性を得る。チームで計画、分担、コンセプトのプレゼン、設計とその改善などを行なう。
授業内容
 ・アイデアの発想(ブレスト、メカニカル発想法)
・アイデアの企画プレゼンテーション
・構想図、樹形図
・CADによる概念設計
・材料定義、質量と駆動力の試算
・仕様の評価、検証
・概念設計図の2次元図面化
・最終設計報告書の作成
・週間設計報告を活用した計画的な実行
成績評価の方法
企画書(15%)、プレゼンテーション評価(25%)、最終設計報告書(40%)、提出物(20%)として、論理性、計画力、コミュニケーション力および設計力を評価する。
学生へのメッセージ(事前学習・関連科目・履修上の注意等)
・履修上の注意:グループ内でコミュニケーションを図り、お互いを理解し合うよう努め、各自の分担を責任を持って遂行すること。
・事前学習:普段からいろいろな物のしくみに関心を持ち、よく観察する習慣を身につけること。
・関連科目:材料力学、機構学、機械設計法
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
C-1、C-2,E-1