平成26年度 シラバス
授業科目 担当教員 開講期
機械設計法 谷口 佳文 前期
科目番号 対象学年 履修上の注意 単位数
110413 4年 機械工学科 選択必修 1単位
授業概要
各種機械には多くの機械要素が使用されている。ここでは、様々な機械要素のうち代表的な要素である、ねじ(ボルト・ナット)、軸とその要素、歯車について、その機能と設計法を学ぶ。
  到達目標
   1. ねじ(ボルト・ナット)の種類、用途、規格を説明できる。
   2. ねじ(ボルト・ナット)の効率と強度の計算ができる。
   3. 軸の強度計算ができる。
   4. 軸継手の種類と用途を説明できる。
   5. キーの強度計算ができる。
   6. 軸受の種類と構造を理解し、寿命計算ができる。
   7. 歯車の基礎知識を理解し、強度計算ができる。
教科書
機械設計法 三田 純義、朝比奈奎一、黒田 孝春、山口 健二 (コロナ社)
参考書
だれでもわかる解説と演習 機械設計の基礎(1) 大石 正昭 (ダイゴ)
だれでもわかる解説と演習 機械設計の基礎(2) 大石 正昭 (ダイゴ)
機械設計演習 岩浪 繁蔵 (産業図書)
機械設計法 (日本材料学会)
授業の進め方
教科書を中心に各機械要素の種類や計算の方法について説明する。
計算方法を理解するために、適宜、例題や演習問題を解きながら授業を進める。
授業内容
自己点検 
1 機械設計の概要
2 各種ねじの特徴と規格
3 ねじの効率と強度
4 軸の強度
5 軸の強度
6 軸継手の種類と特徴
7 キーの種類と強度
8 中間試験
9 すべり軸受
10 転がり軸受の種類と寿命
11 歯車の種類と歯形曲線
12 転位平歯車
13 平歯車の強度
14 平歯車の強度
15 期末試験
成績評価の方法
定期試験を80%、課題を20%で評価する。
学生へのメッセージ(事前学習・関連科目・履修上の注意等)
事前学習:3年で学習した「材料力学」と「機構学」を復習しておくこと。
関連科目:本科1年の機械製図1、本科2年の機械製図2、本科3年のCAD製図2
履修上の注意:計算式は難しくないので、機械要素の基本設計を理解してほしい。適宜、問題演習を行うので、電卓を準備のこと。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
B-3 (B)