平成26年度 シラバス
授業科目 担当教員 開講期
国語2 森長 新・野田 善弘・石川 美千子 通年
科目番号 対象学年 履修上の注意 単位数
101120 2年 全学科 3単位
授業概要
あらゆるジャンル、あらゆる時代の優れた文章を読み、読解力を向上させ、自分の考えを論理的にまとめ、発表する力を養い、さらに書く力(表現力)をも養うことを目標とする。同時に日本と中国の古典、近現代の作品に触れることで思考力を向上させ、豊かな感性を育み、自ら進んで文学作品に接する気持ちを高める。
  到達目標
   1. 確かな読解力を身につける。
   2. 論理的で客観的な文章表現ができる。
   3. 自分の考えや感想を、文章で表現できる。
   4. 古典文学の基礎的な知識、読解方法を身につける。
   5. 近現代の文学作品に関する基礎的な知識を身につける。
教科書
新編 国語総合 言葉の世界へ(教育出版)
参考書
国語要覧 (大修館書店)
ジャンプアップ高校漢字問題集[改訂版] (東京書籍)
授業の進め方
授業は教科書の読解を中心に進め、板書やプリントを用いて学習意欲を高めつつ、理解を深めていく。漢字の習得のために小テストを行う。作文能力を養うよう、感想文、作文を書く。
授業内容
前期 自己点検 後期 自己点検
1 評論(一)「ボランティアの報酬」
古典「和歌と俳諧」
1 短歌俳句 「作品」
2 評論(一)「ボランティアの報酬」
古典「和歌と俳諧」
2 短歌俳句 「作品」
3 評論(一)「ボランティアの報酬」
古典「和歌と俳諧」
3 表現 「詩歌を作って作品集にしよう」
4 評論(一)「ボランティアの報酬」
古典「唐詩」
4 小説(二)「猿ヶ島」
5 小説(一)「雨傘」
古典「唐詩」
5 小説(二)「猿ヶ島」
6 小説(一)「雨傘」
古典「唐詩」
6 小説(二)「猿ヶ島」
7 表現 「ディベートをしよう」
古典「唐詩」
7 小説(二)「猿ヶ島」
8 中間試験 8 中間試験
9 評論(二)「治具」
古典「竹取物語」
9 評論(三)「身体の想像力」
10 評論(二)「治具」
古典「竹取物語」
10 評論(三)「身体の想像力」
11 評論(二)「治具」
古典「伊勢物語」
11 評論(三)「身体の想像力」
12 表現 「小論文を書こう」
古典「伊勢物語」
12 小説(三)「夜中の汽笛について、あるいは物語の効用について」
13 俳句短歌 「折々のうた」
古典「論語」
13 小説(三)「夜中の汽笛について、あるいは物語の効用について」
14 短歌俳句 「折々のうた」
古典「老子と荘子」
14 表現 「会議と話し合いの技法」
15 期末試験 15 期末試験
成績評価の方法
年4回の定期試験80%、平常点(漢字テスト、提出物等)20%で評価する。
学生へのメッセージ(事前学習・関連科目・履修上の注意等)
国語1の内容を継続し、読解力や表現力のさらなる向上を目指し、古典の豊かな世界を鑑賞するように努める。授業の前には必ず教科書に目を通しておくなど、予習をしてほしい。漢字テストや提出物等は、平常点に組み込むので、しっかりとりくんでほしい。夏休みには読書感想文を課す。