平成26年度 シラバス
授業科目 担当教員 開講期
ファイルとDB 先山 卓朗 通年
科目番号 対象学年 履修上の注意 単位数
121532 5年 電気情報工学科
(情報工学コース)
2単位
授業概要
膨大な情報を電子的に管理・運用するための、データベースシステムの概念や仕組み、それをささえるファイル編成などについて学ぶ。また、データベース問い合わせ言語であるSQLの利用方法やデータベースの設計方法についても修得する。
  到達目標
   1. データベースシステムの基礎が理解できること
   2. SQLを利用した各種データ操作・検索ができること
   3. データベースの設計ができること
   4. データベースシステムの運用・管理について理解できること
   5. ファイルシステムやファイル編成について理解できること
教科書
図解でわかる データベースのすべて 小泉修著(日本実業出版社)
参考書
なし
授業の進め方
教科書の内容に沿って授業を進めるとともに、適宜情報処理技術者試験の練習問題や情報工学実験での実習を交えて理解度を確認する。
授業内容
前期 自己点検 後期 自己点検
1 データベースとは 1 トランザクション管理
2 データベースの仕組み 2 障害回復と機密保護
3 関係データベース 3 正規化1
4 データベースと集合演算 4 正規化2
5 データベースと関係演算 5 データモデル
6 関係データベースとSQL 6 E−R図とDFD
7 SQLの構文 7 3層スキーマ
8 中間試験 8 中間試験
9 主なSQLコマンド 9 データベースの設計と運用
10 テーブル操作・データ挿入・データ削除 10 分散型データベース
11 データ問い合わせ1 11 ファイル編成
12 データ問い合わせ2 12 順編成・直接編成
13 データ問い合わせ3 13 相対編成・区分編成
14 練習問題 14 索引順編成・VSAM編成
15 期末試験 15 期末試験
成績評価の方法
レポートやミニテスト等の結果を20%、定期試験を80%として評価する。
学生へのメッセージ(事前学習・関連科目・履修上の注意等)
情報処理技術者試験において多くの人が理解に苦しむデータベースとSQLについて、その概念や動作の仕組み、実際の利用方法などについて学習します。
情報処理基礎、プログラミング、情報数学など情報系科目の復習をしておいてください。
また、5年情報工学実験にDBを利用したテーマもありますので、DBの実際の利用方法についてしっかりと理解できるようにしてください。

情報処理技術者試験関連科目
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
    A-2