平成26年度 シラバス
授業科目 担当教員 開講期
電子制御実験2 (前期)今井・松村・白井・松友 (後期)占部・柏尾 通年
科目番号 対象学年 履修上の注意 単位数
130515 5年 電子制御工学科 必修 6単位
授業概要
電気回路、電子回路、制御工学及び電気機器などで学んだ知識を、実験を通して体得させることを目標とする。
又、実験に関する口頭試問は、各自の理解している内容を他の人にわかりやすく説明する能力を養うというねらいを持つ。
  到達目標
   1. 目的、原理および方法を理解し、安全に配慮し、自ら考えながら実験を遂行できること。
   2. 実験対象の特性の把握に必要なデータがとれること。
   3. 実験データを表やグラフに整理して、実験結果を考察し、わかりやすいレポートにまとめられること。
   4. 実験内容、原理、実験結果などについて他の人にわかりやすく説明できること。
教科書
電子制御実験2テキスト  新居浜高専・電子制御工学科 編集
参考書
各実験に関する参考文献 
授業の進め方
前期はクラスを、同一テーマを一斉に行う実験の班と、個別テーマによる実験の班に分けて、1/4期ごとに一斉実験班と個別テーマの班を入れ替える。また、一斉実験では実験を行うと共に実験内容の試問時間を設ける。
後期は示されたテーマおよび各個人のテーマについて教員の指導を求めながら、実験を行う。
授業内容
 前期 個別実験                                 後期のテーマの例	
自己点検                      自己点検
第 1 週 〜 第 7 週、 第 8 週 〜 第 15 週 1. ネットワークの設計とルータの設定
2. TCP/IP を用いた通信
1. 三相誘導電動機の特性試験 3. PID 制御を用いた制御シミュレーション
2. パルス幅変調と DC-AD インバータ 4. 最適レギュレータを用いた制御シミュレーション
3. 多間接ロボットの制御 5. 音声のディジタル信号処理
4. 温度分布データ解析による物理量の測定 6. 誤り訂正符号の理論と演習
など
上記テーマ(1. 〜 4. )では、プレゼン発表と
口頭試問を実施する。

前期 一斉実験
                     自己点検               
第 1 週 〜 第 7 週、 第 8 週 〜 第 15 週
5. ディジタル応用回路(周波数測定)
6. FETを用いた差動増幅回路
7. DA/AD 変換器

成績評価の方法
成績は、レポート50%、試問30%を主に、実験の取り組み状況20%を含めて総合的に評価する。
学生へのメッセージ(事前学習・関連科目・履修上の注意等)
電子制御実験1から関連している。実験に関連する講義科目を実験テキストに明記をする。実験テーマに臨む前には、実験テキストを熟読して関連する講義科目について十分な予習を行うことが重要である。

全ての実験に参加・協力し、全ての実験のレポートを期日までに提出すること。

授業で既に学んだことを実験にて再確認をするので、実験のテーマに関する教科書を持参すること。再確認の過程で、コミニュケーション能力を養う。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
    B-2