平成26年度 シラバス
授業科目 担当教員 開講期
ロボット工学 松友真哉 後期
科目番号 対象学年 履修上の注意 単位数
130506 5年 電子制御工学科 同時開講 1単位
授業概要
ロボット工学は幅広い分野に関係しているが、本講では産業用ロボットを念頭に置き、そのなかの運動学、逆運動学を取り上げ、ロボットの運動の解析と制御の基本的な部分について講義する。ロボットの基本的な動作解析方法を理解し、使用されるセンサの種類やその原理を理解する事を目標とする。
  到達目標
   1. マニピュレータの運動機能を理解し、関節の運動と手先の運動を関連付けることができる
   2. ロボット制御に必要となるアクチュエータとセンサーの原理を理解し、制御系の構成をブロック図で表現できる
教科書
図解ロボット技術入門シリーズ ロボット入門 渡辺嘉二郎、小俣善史 共著 (オーム社)
参考書
新世代工学シリーズ ロボット工学  白井良明著  (オーム社)
新編高専の数学1,2,3(第2版)  田代嘉宏、難波完爾 編  (森北出版)
授業の進め方
講義に並行して、課題レポートを課す
授業内容
自己点検 
1  ロボットの基礎
2  ロボットの要素技術1
3  ロボットの要素技術2
4  ロボットアームの姿勢表現
5  順運動学と逆運動学
6  順運動学と逆運動学(演習1)
7  順運動学と逆運動学(演習2)
8  <後期中間試験>
9  動力学
10  マニピュレータの位置制御、演習
11  制御とセンシング
12  ロボットと人間
13  ロボット設計のための基礎知識1
14  ロボット設計のための基礎知識2
15  <学年末試験>
成績評価の方法
定期試験:80%、課題・提出物:20%で評価する。
学生へのメッセージ(事前学習・関連科目・履修上の注意等)
事前学習として、座標変換や微積分などの数学と4、5年の制御工学の復習をしておくこおと。課題演習を適宜実施する。ロボット工学という特性上、これまで皆さんが習ってきた科目すべて(物理、数学、専門科目)が広く関連する。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
    B-1