平成26年度 シラバス
授業科目 担当教員 開講期
電気電子実験1 福田 通年
科目番号 対象学年 履修上の注意 単位数
130207 2年 電子制御工学科 必修 1単位
授業概要
電気基礎で学んだ電気・磁気に関する基礎的な現象を実際に観測し、実験を通して理解を深めると共に、基本的な電気・電子実験器具の使い方および実験報告書の作成法をマスターする。
  到達目標
   1. 基本的な電気・電子実験器具が使えること。
   2. 分りやすい実験報告書が作成できること。
教科書
電気電子実験1テキスト 新居浜高専・電子制御工学科編集
参考書
電気基礎1,2(新訂版) 実教出版
基礎電気電子計測 菅野 允 コロナ社
授業の進め方
クラスを半分ずつ2班に分け、電気基礎2と同時開設で交代しながら実施する。少人数の班に分かれて全班同一テーマの実験を行う。実験に先立ち、実験テキスト、参考書、プリント等によって内容の説明を行う。
授業内容
自己点検 
1 ガイダンス(実験の進め方、報告書の書き方)
2 テスターを使った抵抗測定
3 電流計・電圧計を使った抵抗測定
4 電圧降下法による抵抗の測定
5 レポートの自己添削
6 オシロスコープと整流回路 1
7 オシロスコープと整流回路 2
8 オシロスコープの使い方実習
9 装置使い方理解度確認試験
10 交流に対するコンデンサの働き
11 交流に対するコイルの働き
12 回路実習
13 電磁力
14 乾電池の内部抵抗の測定
15 実験内容理解度確認試験
成績評価の方法
実験内容理解度確認試験の成績30%、実験の報告書50%、実験の取り組み状況20% により評価する。
学生へのメッセージ(事前学習・関連科目・履修上の注意等)
「授業内容」に対応する教科書および配布プリントの内容を事前に読んでおくこと。また、前回行ったの実験の記録ノートをよく復習しておくこと。本科目の理解には、数学、物理の基礎的な素養を必要とする。内容は電気回路1、計測苦学2と連携しており、電気電子実験2のための基礎となる。実験には必ず参加し、班員と協力して進めること。