平成26年度 シラバス

授業科目				担当教員						開講期
微生物学				早瀬　伸樹						後期
科目番号				対象学年				履修上の注意		単位数
140206				2年　生物応用化学科						1単位
授業概要 バイオテクノロジーの急速な発展により、微生物とその応用技術は食品・化学工業等の各種の産業分野において応用されており、社会的にも関心と興味が持たれている。本講義においては、微生物学の基礎を中心に習得し、更に産業への応用事例を学ぶ。 　　到達目標 　　　1. 微生物とはどのようなものか説明できる。 　　　2. 微生物の構造について説明できる。 　　　3. 細菌、酵母、カビ等の代表的な菌種について説明できる。 　　　4. 基礎的な微生物の代謝の役割とその利用について説明できる。 　　　5. 微生物増殖方法について説明できる。 　　　6. 細菌の増殖曲線について説明できる。
教科書 微生物学入門　　堀越弘毅、秋葉晄彦　著　　（オーム社） 参考書 応用微生物学　　村尾澤夫、荒井基夫　編　　（培風館）
授業の進め方 教科書に沿って講義方式で行う。また、授業の理解度を助けるために、視聴覚教材を使用する。
授業内容 自己点検　 1 微生物の誕生と発見 2 微生物の発酵現象、微生物の分類 3 細菌 4 カビ、担子菌、酵母 5 放線菌、ウイルス、古細菌 6 真核微生物と原核微生物 7 中間試験 8 細胞壁、細胞膜 9 異化代謝（解糖経路、TCA回路、電子伝達系） 10 代謝とその利用、光合成 11 核酸の構造、DNAの複製、タンパク質の生合成 12 微生物の増殖、増殖速度の測定法と解析 13 微生物の培養方法、微生物の利用 14 遺伝子の取り扱い法 15 期末試験
成績評価の方法 定期試験の結果を80%、提出物を20%として評価する。
学生へのメッセージ(事前学習・関連科目・履修上の注意等) 本講義は、3年次の生物化学1、また生物工学コースの5年次で学ぶ微生物工学、発酵工学等の講義の導入的要素を含むので、よく理解しておくこと。次の授業の内容に関する教科書を読み予習してから、授業を受けること。