平成26年度 シラバス
授業科目 担当教員 開講期
シミュレーション工学 下村・谷脇 後期
科目番号 対象学年 履修上の注意 単位数
630115 2年 生物応用化学専攻 自由選択 2単位
授業概要
本講義では、コンピュータを用いたシミュレーションの「予測」としての側面を学ぶため、CADデータに基づいた流体解析に必用な知識と手順を理解する。さらに、与えられた課題に適したモデルを構築し、そのモデルに基づいた数値実験を行い、導出された結果について議論する。
  到達目標
   1. ナビエストークス方程式が理解できる
   2. 流体解析の基礎を理解し、CAEを用いて解析結果が導出できる
   3. 与えられた課題に対して、CAD,CAEを駆使して、解を得ることができる
教科書
配布資料
参考書
ANSYS(FLUENT)の理論編や例題集
授業の進め方
配付資料に基づき,流体解析の理論を解説する。また、いろいろな事例を通して、目的に応じた流体解析の使い方があることを体得する。
授業内容
自己点検 
1 ガイダンス
2 ナビエストークス方程式の基礎(1)
3 ナビエストークス方程式の基礎(2)
4 ナビエストークス方程式の離散化方法(1)
5 ナビエストークス方程式の離散化方法(2)
6 EXCELによる簡単な流れ場の計算演習
7 CAE解析入門
8 配管の損失計算(1)
9 配管の損失計算(2)L棒や急拡大急縮小問題
10 配管の損失計算(3)L棒や急拡大急縮小問題
11 ディフューザーの形状計算
12 衝撃波の計算(1)
13 衝撃波の計算(2)
14 特研課題への適用(1)
15 特研課題への適用(2)
成績評価の方法
課題のレポートを総合100%で評価する。ただし,授業の欠席回数が1/4を越えた場合は,原則として単位を認定しない。
学生へのメッセージ(事前学習・関連科目・履修上の注意等)
事前学習:「数値計算法」の復習をしておくこと。
関連科目:「材料強度評価法」「伝熱工学特論」「流体力学特論」
履修上の注意: 事例をとおして、流れの理論やCADデータの利用を理解する基礎編と、CAEを用いた応用編を学ぶことができます。エンジニアや研究者として、流れの支配方程式を理解する能力を養い、実際に流体解析を仕事に役立ててもらいたいと思います。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
      B