平成26年度 シラバス
授業科目 担当教員 開講期
日本国憲法 平野 淳一 後期
科目番号 対象学年 履修上の注意 単位数
600103 1年 全専攻 2単位
授業概要
 諸外国の憲法の歴史を学習し、大日本帝国憲法や日本国憲法の制定過程とその内容について基本的知識の習得を目指して学習をしていく。最後に、グループで判例学習をする。

  到達目標
   1. 社会契約論や人権の考え方を理解している。
   2. 英・仏・米の立憲主義の思想や成立過程を理解している。
   3. 大日本帝国憲法制定の背景や制定内容について基礎知識を習得している。
   4. 日本国憲法制定の背景やその内容について基礎知識を習得している。
   5. 裁判のしくみや判例の読み方を理解している。
教科書
なし
参考書
芦部信喜『憲法(第5版)』岩波書店、2011年。
加藤紘捷『概説イギリス憲法:由来・展開そして改革へ』勁草書房、2002年。
松井茂記『アメリカ憲法入門』
辻村みよ子・糠塚康江『フランス憲法入門』三省堂、2012年。
大石眞『日本憲法史(第2版)』有斐閣、2005年。
永田秀樹・松井幸男『基礎から学ぶ憲法訴訟』法律文化社、2011年。
授業の進め方
講義を中心にし、グループでの発表や討論を適宜行う。
質疑応答を随時行う。

レポート提出を求める。
授業内容
自己点検 
1 イントロダクション−憲法とは何か−
2 社会契約論・人権の発展過程
3 イギリス憲政史
4 アメリカ独立戦争と憲法制定過程
5 フランス革命と憲法制定過程
6 大日本帝国憲法の制定過程
7 大日本帝国憲法の内容
8 日本国憲法の制定過程
9 日本国憲法の内容(1)統治機構
10 日本国憲法の内容(2)人権
11 憲法訴訟と刑事裁判
12 憲法訴訟と民事裁判・行政裁判
13 判例演習(1)
14 判例演習(2)
15 期末試験
成績評価の方法
期末試験70%、発表・レポート提出30%
尚、授業の欠席回数が1/4を超えた場合は、原則として単位を認定しない。
学生へのメッセージ(事前学習・関連科目・履修上の注意等)
 憲法がどのような歴史的経緯を経て誕生し、現代社会においてどのような役割を果たしているのかを具体的にイメージできるように授業を進めて行きたいと思います。本科で履修した政治経済や歴史1、歴史2の内容と関連づけながら、憲法の歴史、実体を学ぶことが求められます。また、レポート作成にあたっては自らテーマを決めて、関連する文献を読み進めることが必須です。また、授業内容に関連する文献を配布するので、授業前後にそれを読み込むことも求められます。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
D-1 D-1 D-1 D-3